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筑豊地方、筑後地方の「大雨特別警報」が「警報」へ 11日朝にかけて土砂災害に厳重に警戒、10日夜遅くにかけて河川の増水や氾濫に警戒

筑豊地方、筑後地方の「大雨特別警報」が「警報」へ 11日朝にかけて土砂災害に厳重に警戒、10日夜遅くにかけて河川の増水や氾濫に警戒
今朝 午前8時頃 那珂川市内

福岡管区気象台は10日17時30分、筑豊地方、筑後地方の「大雨特別警報」を「警報」に切り替えたと発表しました。

梅雨前線は対馬海峡付近に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。

10日夜のはじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。また、福岡県では、7日1時の降り始めからの降水量が多い所で600ミリを超えており、土砂災害の危険度が高まっています。

11日にかけて土砂災害の危険度が高い状態が続く見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

雨の実況

降り始め(7日1時)から10日17時までの降水量(アメダスによる速報値)
添田町英彦山
603.5ミリ
久留米市耳納山
567.0ミリ
朝倉
465.0ミリ
太宰府
419.0ミリ
添田町野田
377.5ミリ

雨の予想

10日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方
30ミリ
北九州地方
30ミリ
筑豊地方
30ミリ
筑後地方
30ミリ

10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方
60ミリ
北九州地方
60ミリ
筑豊地方
60ミリ
筑後地方
60ミリ

防災事項

土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、気象庁ホームページなどを確認してください。

キキクル|気象庁
気象庁ホームページ

この記事の内容は、2023年7月10日(月)17:45 時点のものです。

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