国土交通省 九州地方整備局 河川部・道路部、ならびに気象庁 福岡管区気象台 気象防災部は7日、令和5年7月10日頃にかけての前線に伴う大雨について合同記者会見を行いました。
大雨に厳重注意
10日頃にかけて、断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨警報基準を大きく上回るような大雨となるおそれがあります。
これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、九州北部地方（山口県を含む福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県）を中心に広い範囲で警戒レベル４相当の土砂災害警戒情報などが発表される可能性があります。
土砂災害に厳重に警戒、洪水氾濫、内水氾濫に警戒が必要で、これまでの雨により、河川の水位は上昇しやすく、また、土砂災害のリスクが高まっている状況です。
河川の水位（上昇）に応じた情報に基づき、迷わず・空振りを恐れず避難行動をしましょう。各自治体の情報等を取り入れ、明るい時間での避難、早めの避難行動に備えてあらかじめ準備しておくようにしましょう。
外出に際しては、最新の気象情報を踏まえ、警戒が必要な地域や時間帯は、不要不急の外出を控えるなどの対応が必要です。
気象概況
梅雨前線が10日頃にかけて、対馬海峡付近に停滞し、活動が活発となる見込みです。九州北部地方では10日頃にかけて断続的に激しい雨が降り、特に8日朝から9日は非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
九州北部地方を中心にこれまでの大雨で地盤の緩んでいる所があり、広い範囲で警戒レベル4相当の大雨となるおそれがあります。
今住んでいる場所（地域）のリスクについては、国土交通省のハザードマップポータルサイトから確認できます。
また、自宅周辺の雨の状況や河川の水位の状況は国土交通省 川の防災情報で確認が可能です。
今現在の雨雲の状況、ならびに1時間先の雨雲の状況を確認する場合は、気象庁 雨雲の動きから確認できます。気象庁 気象情報とあわせてどうぞ。
▼道路に関する情報
九州防災ポータルサイト
ページ内 防災に関する情報から「道路・交通」を選択し「道路情報提供システム」を選択。
▼高速道路通行止めの情報
九州地方整備局
NEXCO西日本
この記事の内容は、2023年7月7日（金）時点のものです。