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朝倉の夏の風物詩、江戸時代から稼働している「三連水車」6月17日に稼働

福岡県朝倉市の三連水車が、2023年6月17日(土)に稼働します。江戸時代から稼働している水車は、132個の柄杓・66枚の羽根板などから構成され、川の流れを利用し農業用水を組み上げる仕組みです。

228年前より現在に至るまで、筑後川の水を送り続けている三連水車は、2015年9月に「世界かんがい施設遺産」に登録されました。

部品を繋ぐのは、竹で出来た杭のみ。巧みな技で、「釘」などを一切使わず「竹杭」で繋ぎあわせていきます。

稼働する2023年6月17日(土)は、9:30から水神社で神事が行われ、その後、境内地下にある水門が開かれます。15分ほどかけて約2km離れた揚水車群に水が到達し、水車が稼働します。

揚水車群は例年6月17日~10月中旬までの水稲作付期間中回り続けます。お盆の時期、19時30分 から21時30分 まで三連水車のライトアップも行われます。昼間の、耳納連山をバックに悠然と回る姿が印象的ですが、暗闇の中に幻想的に浮かび上がる三連水車は必見です。

▶ 朝倉観光協会

この情報は2023年6月8日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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