長野県酒造組合では、「YOMOYAMA NAGANO」と題して、2023年5月10日（水）に開催する東京会場を皮切りに、名古屋、福岡、長野と全国4会場で長野の日本酒を一堂に集めた試飲イベントを開催すると発表しました。
このイベントは、2020年まで開催されていた「長野の酒メッセ」を3年ぶりにリニューアルしたもので、多くの人たちが来場していたスタイルから、もっとじっくり杜氏や蔵元との会話を楽しんでもらいたいという主旨のもと、名称も「YOMOYAMA NAGANO」としてリスタートします。
福岡での開催日は8月21日（月）を予定。開催場所はオリエンタルホテル福岡 博多ステーションで、約40蔵が参加します。
YOMOYAMAのネーミングには、四方を山に囲まれたまさに四方山（よもやま）の地形という意味と、よもやま話に花が咲くような時間を過ごしてほしいという思いが込められています。
長野県は約80社の酒蔵があり、その数は新潟県に次ぐ全国2位です。80社のうちほとんどが社員数50人以下の中小企業です。大手企業と違い、蔵元や杜氏の人柄や趣味などが、商品やお酒の味に反映されやすいという面白さがあります。
また南北に長い長野県は、県内とはいえ気候も風土も違います。それぞれ個性が光るお酒が集まる県としても他に類を見ません。しかしまだ全国で取り扱い数は多くなく、長野の日本酒を知っている人も少ない状況です。
今回、リスタートするイベントについて長野県酒造組合は、酒販店はもちろん、日本酒好きな人や日本酒をもっと詳しく知りたい人に来場してもらい、各酒造の作り手の思いを聞きながら味わうという体験を通して、より深く理解してもらうとともに、「長野のお酒」のファンになってもらうきっかけとなれば幸いです、と語っています。
開催時間
お酒の卸、小売業
14:00～18:00
飲食店の人、一般のお酒好きの人
15:00～18:00
入場料
3,000円（税込）
チケットの購入方法はこちらのページから確認できます。
問い合わせ先
長野県酒造組合
電話：026-227-3133
E-mail：info3133@nagano-sake.or.jp
この記事の情報は2023年4月20日（木）現在のものです。