福岡のニュース

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ

< 固いなら 削ってみせよう あずきバー >

タカラトミーアーツは22日、井村屋より発売されているアイスキャンディー「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品、『おかしなかき氷 井村屋あずきバー』を、2017年6月29日(木)より発売開始すると発表しました。

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ

「誰もが知っている身近な食べものを、”簡単アクション”でより楽しく美味しくアレンジしよう」というコンセプトのもと、「おかしなシリーズ」を展開している同社。

今回、その新商品として挑んだのが、井村屋より発売されている、年間販売本数2億5000万本以上の国民的人気アイスキャンディー「あずきバー」です。

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ

無香料・無着色の昔ながらの製法で作られる「あずきバー」は、その美味しさもさることながら、”固さ”でも話題を集めており、一部では”世界一固いアイス”とも言われています。

同社では、この「あずきバー」をあえて削ることで、ふわふわのかき氷にしてみたい!という想いで、2016年9月から商品開発をスタート。

安全面やコストなどの点を考慮し、数ヶ月の構想ののち試作1号機が完成。しかし、検証でうまく削ることができず、再度構造から検討し直すことに。

そして改善点を洗い出し、何度目かの試作機を作り、井村屋に持ち込むも、プレゼンテーションの場で「あずきバー」の固さに途中で試作機が壊れるというアクシデントが発生。

その後も、試作機を作っては井村屋の担当者を訪れ、目の前で「あずきバー」を削ろうとしては失敗する、ということを繰り返し、第6号機目にしてやっときれいなかき氷を作ることに成功したそうです。

【第1号機】強力バネタイプ

【第1号機】強力バネタイプ
【第1号機】強力バネタイプ

「あずきバー」を2本の強力なバネで固定し、プラスチックの刃で削る仕様。「あずきバー」のセットは2人掛かりでなければできないという難点があるほか、始めは削れるものの、途中で押し付けるバネの力が足りなくなるため、半分くらいまでしか削ることができず断念。

【第2号機】上ハンドルタイプ

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ
【第2号機】上ハンドルタイプ

ハンドルと連動したギアが、「あずきバー」を下へ押し込む仕様。刃を固定し「あずきバー」自体を回すか、刃そのものを回して削るか、どちらがうまく削れるか悩んだ末、刃を回すギミックを採用。

ハンドルが非常に重く、上からハンドルを回すと支柱となっているラックギアがしなるほど力がかかってしまい、井村屋担当者へのプレゼンテーションでもハンドルが折れてしまう事態に。※写真はハンドルが折れてしまっている試作機。

その後修理するも「あずきバー」を削る前に試作機が壊れてしまい断念。

【第3号機】サイドハンドルタイプ

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ
【第3号機】サイドハンドルタイプ

ハンドルを横に付け、「あずきバー」の回転に対する力の負荷を軽減した仕様。「あずきバー」が固いために、2号機以上にハンドルが重く、回し進めることができず断念。

【第4号機】頑丈&三枚刃タイプ

【第4号機】頑丈&三枚刃タイプ
【第4号機】頑丈&三枚刃タイプ

一度の回転で「あずきバー」をたくさん削れるように刃を3枚に改良。刃を増やしたことがかえって抵抗になってしまい、ハンドルが重く回すことができず断念。

【第5号機】スティック引き抜きタイプ

【第5号機】スティック引き抜きタイプ
【第5号機】スティック引き抜きタイプ

「あずきバー」のスティックが削る際の抵抗になっていたため、思い切ってスティックを抜くことを検討。

「削るのも難しいのに、スティックを引き抜くなんてもっとハードルが高いのでは?」との声も上がったそうですが、同案どおり、スティック引き抜きのための専用パーツの試作製作に取り掛かることに。

それと平行して、スティックを引き抜いた「あずきバー」を削る仕様の試作機が完成。ハンドルのギア比を変えて5種のサンプルを作成し、程よいバランスを検証。その結果、ギア比を1:1:76に決定。これでほぼゴールが見えてきたとのこと。

【第6号機】完成品!

【第6号機】完成品!
【第6号機】完成品!

最終仕様がまとまってきたことで、余分な部分を削減し、商品自体をコンパクトにし、使いやすさを追求してパーツを調整。「あずきバー」の固さに負けて本体が破損しないよう、ハンドル部分にクラッチが内蔵されました。

さらに、「あずきバー」を最後の最後まで削れるよう、押さえのパーツを改良。この試作機にスティックを抜いた「あずきバー」をセットし、1本全て削ることに成功!

「あずきバー」のスティックを引き抜く専用パーツの開発にも手こずり、7種の試作品を経たのち、”てこ”の原理を応用し、力をかけずに引き抜くことができる試作機が完成。

削り機本体の最終試作である第6号機と合わせて、ついに井村屋担当者の前でも「あずきバー」を1本全て削ってかき氷にすることに成功。

『おかしなかき氷 井村屋あずきバー』の商品化に際しては、細かな部分を調整し、誰でも簡単にかき氷が作れるように仕上げられています。

おかしなかき氷 井村屋あずきバー
おかしなかき氷 井村屋あずきバー

まずは「あずきバー」のスティック部分をスティック抜き取り専用パーツ「ぬけるんバー」に固定し、レバーを回してスティックを抜き取ります。その後スティックが抜けた「あずきバー」を本体にセットし、ハンドルを回すと「あずきバー」がするすると滑らかに削れ、ふわふわのかき氷になって出てきます。

固すぎるアイス「あずきバー」を削ってかき氷にすることができる新商品発売へ

同社によれば、「9か月間の試行錯誤の末、ついに削ることができた「あずきバー」。皆さんにも、ぜひ”あの固さ”を削ることができる喜びを体験してほしいです」としています。

おかしなかき氷 井村屋あずきバー
おかしなかき氷 井村屋あずきバー

同商品は、全国の雑貨店、量販店、インターネット通販などで販売され、希望小売価格は 2,800円(税別)です。

「井村屋BOXあずきバー」あずきバー65ml
「井村屋BOXあずきバー」あずきバー65ml

※商品は「井村屋BOXあずきバー」あずきバー65ml専用商品です。85mlには対応していません。

株式会社タカラトミーアーツ

1920
URL :
TRACKBACK URL :
Return Top