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新築高騰と空き家増加に一手 – 福岡県が官民連携で「空き家再生子育て応援事業」を開始

新築高騰と空き家増加に一手 - 福岡県が官民連携で「空き家再生子育て応援事業」を開始

資材高騰や人件費上昇に伴い、マイホーム購入のハードルが上がり続ける昨今。一方で、地域の空き家増加も深刻な社会課題となっています。

福岡県(福岡県庁)は8月26日、この2つの課題を同時に解決する新たな取り組み「空き家再生子育て応援事業」の協定締結式を行いました。行政と事業者がタッグを組み、放置された空き家を子育て世帯向けの安心な住宅へ再生します。

不動産価格指数(住宅)(九州・沖縄地方)
不動産価格指数(住宅)(九州・沖縄地方)
空き家数・空き家率の推移(福岡県)
空き家数・空き家率の推移(福岡県)
住宅購入者が中古住宅を選ばなかった理由
住宅購入者が中古住宅を選ばなかった理由

2つの課題を同時解決する「官民連携」の仕組み
この事業は、増え続ける空き家を改修して資産価値を取り戻し、子育て世帯へ無理のない価格で提供するプロジェクトです。
行政と民間事業者が以下のように役割を分担して推進します。

▼市町村
地域の空き家を掘り起こし、所有者へ事業参加を呼びかける。
▼買取再販事業者
専門的な知見を活用し、空き家の買い取り・リフォーム・販売を担当する。
▼福岡県
全体の調整とあわせ、自治体の子育て支援策や地域の魅力をセットでアピールする。

新築高騰と空き家増加に一手 - 福岡県が官民連携で「空き家再生子育て応援事業」を開始

単にハード面(建物)を修繕するだけでなく、ソフト面(地域の暮らし)を含めて提案することで、子育て世帯が安心して移り住める環境を整えます。

中古住宅の不安を解消。「子育てしやすさ」に特化したリフォーム
消費者が中古住宅を敬遠する主な理由には、「品質」「価格」「見た目」への不安が挙げられます。今回の事業では、子育て世帯のニーズに特化した改修を行うことで、これらの不安を拭い去ります。

▼間取りの変更
子どもの見守りがしやすい広々としたリビング空間へ。
▼水回りの拡張
親子で一緒に入浴できるよう広い浴室へ改修。

専門事業者による確かな改修と適正な査定により、手頃でありながら高品質な住まいの提供を目指します。

リフォーム前
リフォーム前
リフォーム後
リフォーム後
リフォーム前
リフォーム前
リフォーム後
リフォーム後
リフォーム前
リフォーム前
リフォーム後
リフォーム後

今年度は県内4市町で70戸を予定。順次スタート
2026年度の事業実施エリアと計画概要は以下の通りです。

▼実施エリア
飯塚市、柳川市、遠賀町、築上町
▼再生予定数
70戸
▼今後のスケジュール
2026年7月~11月:空き家の調査
2026年9月~12月:査定額の提示・買取手続き
2026年10月頃~:順次リフォームおよび販売開始

今後の展望
福岡県内での空き家問題は、防犯や景観の悪化だけでなく、地域コミュニティ衰退の要因にもなっています。
「眠っていた空き家」を「地域の若い世代が暮らす住まい」へ変える本取り組み。地域の活性化と子育て世代の住宅難解消を両立するモデルとして、今後の広がりが期待されます。

福岡県ホームページ

この記事の情報は8月30日(日)時点での予定であり、内容は状況により予告なく変更になる可能性があります。

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