
賃貸マンションの一室をホテルへと再生する——。
不動産開発・ホテル運営を手掛けるNext STAY(福岡市博多区)では、福岡市中央区舞鶴に、住居転用型ホテル「TABIGOYA LIFE&TRIP TENJIN PARK SIDE」を開業したと発表しました。
近年の建築資材高騰に伴い新築不動産投資のハードルが上がる一方、インバウンドをはじめとする中長期の観光・滞在需要は急速に拡大しています。
同社はこうした課題に対応するため、既存賃貸マンションの一部をコンバージョン(用途変更)する手法を採用。コストと環境負荷を抑えながら、新たな宿泊ニーズの受け皿を目指すとしています。



暮らすように泊まる「全室キッチン・洗濯乾燥機付き」
同施設は天神駅から徒歩9分の好立地に位置。全5室(8月中に1室増床し全6室予定)の小規模な無人運営ホテルです。
最大の特徴は、既存の「住居」の骨格を活かした客室設計。


▼客室構成
全室ツインダブル(24㎡/ダブルベッド2台)
▼設備特徴
ミニキッチン、乾燥機能付き洗濯機を標準完備
▼特別仕様
浄水シャワー「キレイスト」やReFa(リファ)のドライヤーを導入
ビジネスや観光での長期滞在でも「自宅のように快適に過ごせる」環境を整えたと同社は語っています。
博多の伝統と和を融合させた空間演出
企画・ブランドプロデュースはオレンジ・アンド・パートナーズが担当。最小限の解体でリノベーションを施しつつ、細部に地域性を落とし込んだ仕様です。
室内には畳をイメージしたフロアタイルや、博多織のアートパネルを配置。天神の喧騒から一歩離れた静けさの中で、博多ならではの情緒を感じられる和モダンなデザインに仕上げられています。
博多・祇園にも展開予定、進む「住居転用」モデル
TABIGOYA LIFE&TRIP ブランドとしては、博多駅東に続く2棟目の展開。同社は2026年冬頃に福岡市博多区祇園町での3拠点目の開業も予定しており、福岡エリアでの多店舗化を推進していく方針です。
都市部での不動産有効活用と、多様化する旅行者の滞在スタイルに応える新たなモデルとして、今後の動向が注目されます。
同ホテルの詳細は以下の公式サイトからどうぞ。
▶ TABIGOYA LIFE&TRIP TENJIN PARKSIDE
この記事の情報は8月5日(水)時点での予定であり、内容は予告なく変更になる場合があります。