久留米市に本社を置く1873年創業の「ムーンスター」と、イギリスのファッションブランド「ナイジェル・ケーボン」は、共同でミリタリーシューズを展開すると発表しました。
2016年1月上旬頃から発売が開始されます。
ムーンスターは、日本で初めてミシンを足袋製造に導入した他、1958年南極観測隊ブーツの製造を担当するなど、創業当時から新しい試みに積極的に取り組んでいる企業です。また、”MADE IN KURUME”にこだわりがあり、現在でもソールとアッパーを接着させる「ヴァルカナイズ製法」を用いて生産を行っています。
同製法は、1839年にアメリカで生まれたスニーカーの基本製法で、手作業による想像以上の労力と手間暇から、生産効率やコストの点で採用しているメーカーは国内でもわずか。
ソールがそり上がってアッパーを巻き込んでいる独特のデザインで、見た目はもちろん、底とアッパーの結合が強く底が剥がれにくく型崩れもしにくい機能性を兼ね備えた仕上がりが特徴です。


今回発売される商品は、第二次世界大戦時のミリタリートレーニングシューズをイメージして制作。ハイカット・ローカットの各モデルから、オリーブとネイビー、エクリュの3色がラインナップします。
価格は、WW2 ミリタリー シューズ ロー トップが15,000円、WW2 ミリタリー シューズ ハイ トップが16,000円です。価格はいずれも税別。
出典元 : ファッションプレス
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