on the trip社では、2025年3月より西鉄、および柳川市、柳川市観光協会と提携して、「柳川・川下り」の音声ガイドをリリースしたと発表しました。
同ガイドは、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の5言語に対応し、訪日観光客へも柳川の川下りの歴史文化について伝えます。
柳川にはどうしてこんなにたくさんの川が流れているのでしょうか。
正確にいえば「川のような掘割の水」ですが、事前に掘割の物語を知った上で川下りの舟に乗ると、その風景が違って見えてきます。
まずは舟に乗る前に「川下りをする前に」を聞いてみることから、柳川の旅をスタートしてください。
そして、舟に乗っている間でも、舟を降りた後に掘割を歩きながらでも。「01~08」の掘割をさらに紐解くヒントになる風景をきっかけに、柳川の物語を深掘りしてみましょう。全く違う柳川の姿を見つけることになるはずです。
また、同ガイドには「西鉄で行く柳川」というコンテンツも収録。
福岡市内から柳川へ向かう道中、鉄道に揺られながら、柳川へとつながる水の物語を聴くことができます。
ただ目的地へ向かうのではなく、旅の時間そのものが、柳川の歴史と文化にじっくりと浸るプロローグとなります。過去の写真もご紹介しながら時代をさかのぼります。
移動手段としての電車が、物語が入ることにより観光電車へと変わります。周りの風景を見ながら、物語に耳を傾けて道中を楽しんでみてはいかがでしょうか。
西鉄と柳川のつながりや歴史を紐解いたあとは、3つのキーワード「御花」「北原白秋」「さげもん」を軸に、川下りだけではない柳川の魅力を紹介。
柳川駅に到着したら、列車内で聞いた3つのキーワードにまつわるスポットを巡り、音声ガイドから浮かび上がった柳川の町の輪郭を実際に確かめてみましょう。
3つのキーワード巡りの締めくくりには、柳川名物の「柳川うなぎ」を味わうのがおすすめです。
柳川うなぎは、「うなぎのせいろ蒸し」という他の地域では見かけない独特な食べ方。ぜひ柳川ならではの味わいを楽しんでみてください。
耳で聴いていたガイドの土地を実際に訪れ、目にし、体感した瞬間、自分だけの柳川物語が広がっていきます。決して観光情報誌だけでは味わえない、その土地がつなぐ記憶に触れる旅へと案内する内容となっています。
この情報は2025年4月19日(土)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。