西鉄では、天神ビッグバンエリア内に2025年4月24日開業予定の ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)において、植栽を活用した緑豊かな空間づくりを推進すると発表しました。
デザインコンセプトは URBAN OASIS『Greenful』。外壁面や公開空地、中層階のテラス、ホテル専有部の中庭など、ワンビルの館内外に約30種・160本以上の樹木を整備し、都心のビルにいながらも心地よさや季節感を感じてもらうことで、来館者やオフィスワーカーのwell-beingの向上を目指すとしています。
なお、西鉄では、この取り組みを通じて、花や緑などによる潤いや安らぎを感じる魅力的な街並みを創出することで、福岡市が推進する「一人一花運動」や「都心の森1万本プロジェクト」にも貢献していくと語っています。
北西角
ニコライ・バーグマン氏が手掛けた壁面緑化とアートの融合作品が象徴的。天神交差点角部の花壇も生まれ変わります。
北東角
アイストップとなるホルトノキを植樹し、明治通りの街路樹と因幡町通りの街路樹とを繋ぐ役割を果たします。
南西角
“木”を模した現代アート、レアンドロ・エルリッヒ氏作の『Pixel Tree』が目印。天神中央公園へつながる福博であい通り沿いには街路樹としてケヤキを植樹。
南東角
福博であい通りと因幡町通りのクロスポイントには、樹形が美しい高さ約14mの阿蘇産ケヤキをシンボルツリーとして植樹。夏には大きく涼しげな木陰が期待できます。
ワンビルのデザインコンセプト
ワンビルの開発コンセプト「創造交差点」を具現化するため、3つのデザインコンセプト(URBAN ROOF/URBAN GRID/URBAN OASIS)を掲げています。
今回の植栽計画では、緑化による憩いの空間を創出する「URBAN OASIS」を具現化するため、建物内外の個々の場の特性に応じた、緑に包まれた『Greenful』な環境構築を目指しており、天神中央公園やアクロス福岡などから繋がる緑の軸上に、来館者やオフィスワーカーの健康促進にも寄与する天神のオアシスを創出。
ワンビルの植栽について
低層階から中層階にかけて、テラスや窓枠周り等に植栽を配置します。また、天神交差点に面する広場にはニコライ・バーグマン氏が手掛けた壁面緑化とアートの融合作品『Future Bloom』を設置。さらに、18階ONE FUKUOKA HOTEL専有部にも、緑豊かな中庭が広がります。
ビル外観に緑を配置することで天神の街の景観に彩りを加えつつ、建物内でも太陽の光とともに気軽に緑に触れ、仕事やショッピングの合間に安らげる憩いの空間を創出。夜間はライトアップを施し、幻想的な空間を楽しめます。
植栽の特徴
在来種を主体とした地域の生物・植生を尊重し、その繋がりに配慮した植栽計画としています。また、ミモザやブラシノキ、シャクナゲ、イロハモミジなど、花や紅葉で四季を感じられる樹木に加え、アガパンサスやブーゲンビリア等の花々も表情豊かに彩ります。※ワンビル全体の樹木:約30種、160本以上






この情報は2025年2月21日(金)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。