西鉄が、天神ビッグバンエリアにおいて2025年4月24日(木)に開業する大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.(以下、ワンビル)」館内に設置するアート126作品について発表しました。
ワンビルの随所に、新進気鋭の作家から国内外で活躍するアーティストまで、多彩で魅力あふれる作品を設置。天神を訪れる人たちに、日常的にアートに触れてもらう機会を創出。
各フロアのアート作品について
商業フロアやスカイロビー、ホテルなど、各フロアのコンセプトに基づいて様々なアートを設置。新たなアーティストの発掘・育成にも積極的に取り組み、アーティストとの協業や、共創によるプロジェクトも複数進行。ビル全体でアートに触れる接点を用意。
アーティスト数:21名
作品数:126作品
2025年2月21日発表時点の数字です。アーティスト総数については、企業・団体としての参加は1名とカウント。
B2-5F 商業フロア
商業フロアには福岡にゆかりのあるアーティストとして、鹿児島 睦 氏、Soh Souen 氏、Toyameg 氏、大西 康明 氏の作品を展開。多様な表現を用いて、日常の中で身近にアートに触れる機会を創出し、活気ある空間を演出。




6F SKY LOBBY
ワンビルでは、未来を共に作っていく若手アーティストを積極的に登用。スカイロビーには、大小島 真木 氏、クニト 氏によるスケールの大きな立体作品を展開。
見る人にエネルギーを与えると共に、気づきや刺激によって私たちの想像力をぐっと拡張させる、「創造交差点」を象徴するスカイロビーに相応しい作品となっています。
カンファレンスのエントランスには、Kishiro Sumita 氏によるアートを設置。ライブ感があり、明るい色調のアートで、カンファレンスホールでの新たな出会いや交流を後押しします。



7F CIC Fukuoka
アメリカ発のイノベーションキャンパス「CIC Fukuoka」のエントランスには福岡の伝統工芸品「大川組子」を採用。繊細でデザイン性の高い障子や欄間などを製作する組子職人・志岐 浩実(七代目利右衛門) 氏のアート作品が出迎えます。
また、区画内の4壁面にそれぞれ異なる4人のアーティストによる、ウォールアートプロジェクトも実施。





1F・18F・19F ONE FUKUOKA HOTEL
舘鼻 則孝 氏の新作のアート作品約80点が登場するほか、初めて福岡・天神を訪れる人はもちろん、愛着をもつ地元の人も楽しめるよう、福ビル外観モチーフや天神コアの意匠を使用するなど、継承や新しい視点を取り入れ、天神1丁目である場所の存在意義を再定義できるような仕掛けに。
八女の和紙などの伝統工芸や福岡のアーティスト、写真家による作品も多数登場します。


広場
天神交差点に面した北西側広場には、Nicolai Bergmann(ニコライ・バーグマン) 氏の天神に縁のある梅の花をモチーフにした12m×約8mの大規模壁面緑化アート。
福博であい通りに面した南西側広場には、Leandro Erlich(レアンドロ・エルリッヒ) 氏の”現実の自然界”と”身の回りに存在するバーチャル”を組み合わせた、現代を象徴するピクセル型の葉で構成された”木”を模したアートが登場し、道行く人を楽しませてくれます。


西鉄によれば、ワンビルでは、今回公開したアート作品をはじめ、今後も新たなアーティストや作品を展開していく予定とのことです。
企画展覧会
ワンビルはSPIRALと共創することで、多彩なアートとの接点づくりを行い、新たな発見やクリエイティブな刺激を生み出すきっかけを提供。その最初の取り組みとして、アートファンだけなく、はじめてアートに出会う人たちにも開かれた親しみやすいコンテンツとなる展覧会「アートうごめく!Wonder Garden」を開催。
植物や動物をモチーフにした作品や、生命の躍動や循環を感じさせるような作品などを紹介する内容で、春に芽吹く植物や命みなぎる生物と出会った時のように、楽しい発見と新鮮な驚きに溢れたアートの庭を体感できます。


▼会期
【3F】2025年4月24日(木)~5月25日(日)
【6F】2025年4月24日(木)~5月11日(日)
▼会場
【3F】SPIRAL GARDEN
【6F】ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL PRESENTATION ROOM1
▼出展予定作家
池平徹兵、大小島真木、川上和歌子、北奥美帆、鈴木康広、村山大明、横手太紀 ほか
この情報は2025年2月21日(金)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。