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太宰府天満宮の御神木「飛梅」前シーズンより1か月余遅く開花

梅の名所として知られる太宰府市の太宰府天満宮でご神木の「飛梅」が開花し、一足早い春の訪れを感じさせています。

梅の名所として知られ、太宰府市にある太宰府天満宮のご神木の梅の木は平安時代に京都からこの地に送られた菅原道真を慕って一夜にして飛んできたという言い伝えがあり「飛梅」と呼ばれています。

「飛梅」は仮殿に向かって右側にあり、ことしは前のシーズンより1か月あまり遅い2月14日に花が咲いているのが確認されました。参拝に訪れた人たちは飛梅の前で足を止めて小さな白い梅の花を眺めたり、写真に収めたりしていました。
菅原道真公が大宰府へ出立の際「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」と和歌を詠まれ、紅梅殿の梅に別れを惜しまれつつ大宰府へ下られました。道真公を慕って都から大宰府へ一夜にして飛んできたと伝えられるのが、御本殿右側の御神木「飛梅」です。

境内には、約200種、約6,000本の白梅・紅梅があり、日本有数の梅の名所となっております。これらの梅は記念植樹やご奉納によって植えられたものがほとんどです。今年の梅の開花は、2月下旬から3月下旬にかけてが見ごろと予想されます。これから一重、八重をはじめ豊富な種類の梅が見事に咲き、境内は芳しい梅の香りに包まれます。

▶ 太宰府天満宮
▶ NHKNEWSWEB

この情報は2025年2月19日(水)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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