福岡管区気象台によれば、九州北部地方では、8日にかけて上空約1500メートルに、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
このため九州北部地方では、7日夜遅くにかけて海上で雪を伴った北西の風が非常に強く吹き、しけとなる見込みです。また、平地では8日昼前にかけて、山地では8日夕方にかけて大雪となるおそれがあります。
山口県では、雪が同じ所で降り続いた場合は平地、山地ともに警報級の大雪となる可能性があります。さらに、9日にかけて気温が平年よりかなり低くなる所があるでしょう。
雪の実況
7日15時現在の積雪の深さ(速報値)
▼山口県
徳佐 39センチ
山口市前町 4センチ
▼熊本県
南阿蘇村久木野 1センチ
▼長崎県
雲仙岳 5センチ
雪の予想
7日18時から8日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
▼山地
山口県 40センチ
福岡県 10センチ
佐賀県 10センチ
長崎県 10センチ
大分県 15センチ
熊本県 10センチ
山口県 10センチ
▼平地
福岡県 5センチ
佐賀県 5センチ
長崎県 5センチ
大分県 5センチ
熊本県 3センチ
山地は標高200メートルを超える地域
風の予想
7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
対馬海峡 20メートル(30メートル)
九州西海上 20メートル(30メートル)
豊後水道18メートル(30メートル)
瀬戸内海20メートル(30メートル)
有明海 17メートル(30メートル)
波の予想
7日に予想される波の高さ
対馬海峡 5メートル
九州西海上 5メートル
豊後水道 2.5メートル
瀬戸内海 3メートル
8日に予想される波の高さ
九州西海上 5メートル うねりを伴う
豊後水道 2.5メートル
雪を伴った暴風、高波に警戒してください。積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理にも注意・警戒し、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、低温による水道管の凍結、落雷や突風に注意しましょう。
▶ 福岡管区気象台
この情報は2025年2月7日(金)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。