西日本新聞社は18日、「手塚治虫 ブラック・ジャック展」における福岡会場の詳細を発表しました。
同展は、500点以上の原稿に加え、連載当時の週刊少年チャンピオンや、1970年代に発行された単行本、200以上のエピソードの直筆原稿が展示される「ブラック・ジャック」史上最大規模の展覧会です。
「ブラック・ジャック」が描かれた昭和の当時の様々な出来事に影響を受けた作品や、手塚治虫の情熱と執念が感じられる当時の関係資料、「ブラック・ジャック」が生まれたときの秘密が解き明かされる証言映像などを多数展示。
世界的に評価されている名作マンガ「ブラック・ジャック」のすべてを余すところなく体感できます。
会場構成
第1室
B・Jとキャストたち
B・Jは「ブラック・ジャック」の略称
ブラック・ジャック、ピノコ、ドクター・キリコ、如月恵、本間丈太郎などのキャラクターたちと自由に写真が撮れるフォトスポットを展開。
第1室では、作品に登場する個性豊かなキャラクターたちの裏話や謎を各登場エピソードと併せて紹介し、「ブラック・ジャック」が織り成すストーリーをわかりやすく楽しめます。
これまで何度も読み返したファンも、今回初めて出会った人も「ブラック・ジャック」の世界に没入することができます。
第2室
B・J 誕生秘話
第2室では手塚治虫が「ブラック・ジャック」を生み出すにいたる背景を当時の資料とともに展示。マンガの神様といわれた手塚治虫の「新寳島」や「鉄腕アトム」の作品資料に加え、医大時代の資料などの手塚治虫と医療の深い関わりがわかる貴重な資料も登場。
さらに、「ブラック・ジャック」が初めて登場した記念すべき第一話目の原稿や、同展のために新たに収録した、「ブラック・ジャック」誕生の秘密を解き明かす手塚プロの関係者、出版に携わった編集者などの証言映像を上映。
50年前の当時、型破りとも思われた「医療を描いたマンガを少年誌に掲載する」という手塚治虫の前代未聞の発想の秘密を、展示を通して解き明かします。
第3室
B・J 曼荼羅
第3室は、マンガ「ブラック・ジャック」の約140話の原稿が並ぶ圧巻の展示空間で、これだけのエピソードの原稿が展示されるのは史上初です。
ブラック・ジャックやピノコ、それぞれのストーリー全体を通しての遍歴、高額請求の謎や、動物のいのちを扱った作品など、主要なテーマごとに作品を展示。
「ブラック・ジャック」にまつわる疑問を解決したり、裏設定を発見したりと、様々な視点から楽しめます。また、手塚が生み出した、作品のキャラクターを俳優のようにとらえ、様々な作品に登場させる「スターシステム」にまつわる展示も必見です。
「ブラック・ジャック」の多種多様なストーリーの世界を、さながらブラック・ジャック宇宙をさまようような感覚で観賞できます。来場者それぞれが見たことのある「ブラック・ジャック」に必ず出会え、さらに、知らなかった「ブラック・ジャック」の新たな魅力を見出せます。
第4室
B・J 蘇生
いま見ても新しい感覚の「ブラック・ジャック」。第4室では手塚治虫の最人気作である「ブラック・ジャック」の魅力を今と当時の視点から探ります。
当時の読者が驚き惹きつけられた人体の手術シーンを現代アート的な視点から鑑賞する展示や、第一線で活躍している医療従事者たちもリスペクトするブラック・ジャックを、医療の側面から鑑みるコーナーも展開。
また、週刊で連載されていた「ブラック・ジャック」には、昭和当時の事件や事象、流行などがストーリーの中に織り込まれています。それらが実際に、どのようにしてマンガに描かれているのか、当時のニュース映像とともに「ブラック・ジャック」を読み解くコーナーなども展開。
現代に蘇る「ブラック・ジャック」の魅力を楽しむことができます。
※展示内容は予告なく変更になる場合があります。
チケット情報
2月9日(日)10:00より、お得なペアチケット・福岡会場オリジナルステッカーセットチケット・前売券を販売開始!
ペアチケット
親子、友人、カップルにお得な2枚1組のチケット
▼料金(税込)
3,000円
数量限定
▼販売
2025年2月9日(日)~
なくなり次第終了
▼販売場所
チケットぴあ
Pコード:995-273
福岡会場オリジナルステッカーセットチケット
福岡会場オリジナルステッカーがセットになったチケット
▼料金(税込)
2,000円
数量限定
▼販売
2025年2月9日(日)~
なくなり次第終了
▼販売場所
チケットぴあ
Pコード:995-273
▼入場券販売
チケットぴあ(Pコード:995-273)
ローソンチケット(Lコード:84058)
KKday
ARTNEチケットオンライン
▼入場券
開催概要
▼会期
2025年4月26日~6月22日
▼時間
9:30~18:00
入場は17:00まで
金土のみ20:00まで
入場は19:00まで
▼休館日
水曜日
▼会場
福岡アジア美術館
▼主催
西日本新聞社
西日本新聞イベントサービス
KBC
東映
▼企画協力
手塚プロダクション
▼特別協力
秋田書店
▼問合せ
西日本新聞イベントサービス
電話:092-711-5491
平日9:30~17:30
この情報は2025年1月18日(土)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。