しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに年間三大流星群の1つに数えられています。
国立天文台によれば、今年のしぶんぎ座流星群の極大は、1月4日0時頃(3日深夜)と予想されています。
流星が目立って見え始めるのは、1月4日(土)の2時頃。時間の経過とともに放射点が高くなり、流星数が増加していきます。
最も多く見えるのは5時頃で、実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり約30個と予想されます。その後は夜明けとともに、流星も見えなくなります。
今年は月明かりの影響もなく、好条件のもとで観察できそうです。
流星は放射点付近だけでなく、どちらの方向にも現れますので、なるべく空の広い範囲を見渡すとよいでしょう。
また、屋外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けることをお勧めします。
地面にレジャーシートを敷いて寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察できます。
屋外はたいへん冷え込みますので、寒さ対策をしっかりとおこない、マナーを守って観察しましょう。
この情報は2025年1月1日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。