JR九州、三井住友カード、ジェーシービー、日本信号、QUADRACの5社は13日、JR九州の一部区間において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し実施している、タッチ決済で自動改札機等の入出場を行う実証実験の対象駅として、日豊本線・久大本線の16駅を追加すると発表しました。
また、実証実験の全対象駅にて利用できるカードブランドにMastercard®、Diners Club、Discover、銀聯を追加し、7大国際ブランド全てに対応することもあわせて発表。
同実証実験を通して、引き続き、日常利用・訪日外国人を含む来街者の利便性の向上やサービスの効果について、検証を進めていくとしています。
実証期間
2024年11月20日(水)~2026年3月31日(火)
実証実験は、2022年7月より鹿児島本線 博多駅~香椎駅(5駅)にて開始し、2023年7月より鹿児島本線 門司港駅~久留米駅・香椎線 海ノ中道駅(45駅)へ拡大。2023年10月には指宿枕崎線 鹿児島中央駅~指宿駅(18駅)を追加。現在68駅を対象としています。
追加16駅
▼日豊本線
別府駅~大分駅(4駅)
▼久大本線
大分駅~由布院駅(13駅)
利用可能なカード
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
実証実験の全対象駅(84駅)にて利用可能。
利用方法
入場時及び出場時に、タッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やカードが設定されたスマートフォン等を、自動改札機や専用端末にかざすことで、列車を利用できます。
<設置機器一覧>
※別府駅及び大分駅以外の駅は、ポール型専用端末、または専用端末のみの設置となります。
タッチ決済乗降履歴確認方法
交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録手続き完了後、確認できます。
この情報は11月13日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。