全国の量販店にて「南国白くま」を展開するセイカ食品(本社:鹿児島市)では、読書の日である10月27日(日)に、新ウェブ動画として「南国白くま:方言すぎる昔話」の離島版(種子島・奄美大島・沖永良部島)を、同社の公式YouTubeチャンネルにて公開したと発表しました。
南国白くま:方言すぎる昔話とは
鹿児島弁の素晴らしさを多くの人に再認識してもらうとともに、温かさやおもしろさを次世代に受け継いでいきたいと日々活動している鹿児島弁検定協会の監修のもと、誰もが知っている昔話を「南国白くま」版として全篇鹿児島弁でアレンジした動画となっており、これまでもCMなどにて活用されていました。
今回のウェブ動画では、10月27日の読書の日に合わせ「桃太郎」「浦島太郎」の物語を、ふるさとの方言を残したいという思いから、種子島・奄美大島・沖永良部島それぞれの方言で制作。
概要
桃太郎と浦島太郎に扮する南国白くまくんが主人公の昔話です。
今回は、昔話の語り部を種子島・奄美大島・沖永良部島の三つの方言で収録。方言が聞き取れなくても、なんとなく物語は理解できる内容になっているので、言葉の特徴を楽しみながら楽しめます。
なお、字幕をつけると、標準語で答え合わせをすることも可能です。
桃太郎編のあらすじ
桃から生まれた南国白くま。鬼退治のために、南国白くまバーマルチで家来を集めます。そこで待っていたのは、恐ろしい鬼…!? ハッピー鹿児島エンドの、新しい桃太郎です。
浦島太郎のあらすじ
助けたカメに誘われて、泳いで竜宮城へ向かったクマさん。そこは竜宮城…いや、アイスの楽園…? ハッピー鹿児島エンドの、新しい浦島太郎です。
南国白くまとは
練乳をかけたかき氷にフルーツがいっぱい入った、鹿児島県民にとってはなつかしい味の「氷白熊」。
諸説ありますが、氷白熊が出来たのは、昭和7年頃。鹿児島市の西田本通りにあった綿屋さんが、夏の副業としてかき氷屋を営んでおり、そこの新メニューとして登場したそうです。
氷白熊の名前は、かき氷にかけた練乳の缶に白熊印のレッテルが貼ってあったのをそのままもらったのだそう。
この氷白熊は大変評判になり、天文館の食堂やデパートの食堂など、鹿児島市内中に広まりました。セイカ食品では昭和44年頃から工場生産を始め、様々な種類・価格で挑戦してきました。
発売以来、今ではセイカ食品を代表する商品へと育っています。
この情報は10月27日(日)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。