西鉄は16日、福岡市が推進する天神ビッグバン エリア内、2025年4月24日開業予定の「ONE FUKUOKA BLDG.」(以下、ワンビル)5階に開設する食堂の名称を「天神福食堂」に決定したと発表しました。
「天神福食堂」は、これまでの「ワーカー向けの食堂=従業員が昼食をとるための場所」という概念を再構築し、現代のワーカーの多様な働き方やライフスタイルに寄り添い、食事、仕事、リフレッシュ、交流などフレキシブルな活用ができる場所へとアップデートした新しいスタイルの食堂です。
同社によれば、個々の企業ではなく、天神エリア全体を面でとらえ、天神で働く多種多様なワーカー・来街者のビジネスやライフパフォーマンスの向上と、天神のまち全体の活性化を目指すとしています。
運営は、イタリアンレストランや学校等の食堂事業を手掛けるリングラッツェ(福岡市中央区)と協業で展開。
ランチタイムは、定食や麺類などの定番メニューを素早く提供。15:00以降のアペリティーボタイムは、アルコール飲料を含むドリンクやデリなどの軽食、手作りの焼き菓子などのカフェメニューを味わいながら、仕事、リフレッシュ、交流の場として活用できます。
スピーディーなランチとゆったり楽しむアペリティーボ。2つの顔で多様なニーズに対応
月曜日から土曜日は営業時間を2つの時間帯に分け、異なるメニューと使い方を提案。天神ワーカーをはじめ、誰でも利用できます。注文から受け取り、食器の返却までセルフ方式で運用。
※日祝は 17:00までランチを提供
ランチタイム 11:00~15:00
定食や丼物、カレー、麺類の定番メニューと日替わりメニューを12種類と、イタリアンレストラン「リングラッツェ」の味が楽しめるスペシャルランチ1種類(数量限定)の合計13種類を提供。以下、メニュー例です。
だしは昆布、鯖うるめ、追いがつおから、スープは鶏ガラを煮込むところから、カレーはスパイスの調合からと自家製にとことんこだわり、体に優しく本格的な味わいを追求。小鉢、味噌汁、自家焙煎のコーヒーなど単品メニューの追加もできます。また、丼物とカレーはテイクアウトが可能です。
アペリティーボタイム 15:00~20:00
ディナーや飲み会の前に、おつまみやドリンクで仲間たちと交流を楽しむイタリアの文化「アペリティーボ」のように、天神福食堂では、ワーカーが日常的に気軽な交流を楽しむ“天神版アペリティーボ”の文化を育みたいと考えており、ワークプレイスとしての利用や、仕事中や勤務後のリフレッシュ、同僚や取引客とのコミュニケーションの場など利用者の自由な発想で様々な使い方が広がることを期待。
ドリンクは、飲めない人、あえて飲まない人もいっしょに心地よく過ごせるようアルコールだけでなく、低アルコール、ノンアルコール、自家焙煎のコーヒーやカフェラテなどを幅広く用意するほか、麺類などの軽食、リングラッツェのデリ、福岡市内の飲食店の人気メニューを提供。手作りのスイーツや、旧福ビルの「喫茶 門(もん)」のレシピを受け継ぎリメイクした「ミックスジュース」も登場します。デリはテイクアウトも可能。
ランチタイムは、スムーズな食事提供と混雑の見える化でタイムパフォーマンスを向上
混み合うランチタイムは、モバイルオーダー&キャッシュレス決済で料理の注文から受け取りまでをストレスフリーに。店内の混雑状況は入口のデジタルサイネージでリアルタイムに確認でき、限られた休憩時間を有効に活用できます。また、店内を一人席、グループ席、テラス席にゾーニング。さっと食事を済ませたい、同僚とゆっくり話したい、リラックスしたいなどその日の気分や状況に応じて席を選べます。
スタイリッシュなカフェのような雰囲気でリラックス。貸し切り利用も
食堂としては天神最大級の209席を設置。ゾーンごとに異なる内装を施し、スタイリッシュな雰囲気に。渡辺通りに面したテラス席は、天神のまちの活気を感じられる特等席です。一部エリアでは、簡易な間仕切りによる貸切利用も可能。懇親会、イベント後の交流会などに利用できます。Wi-Fi や電源も完備。
※貸切はアペリティーボタイム限定。10名から利用可
店舗内は通年営業 ※ゴールデンウィーク、お盆、年末年始は休業。
ランチタイム 11:00~15:00
アペリティーボタイム 15:00~20:00(ラストオーダー 19:45)
日祝 11:00~17:00
この情報は10月16日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。