福岡市が2025年度に向けて改定を進めている交通政策の「都市交通基本計画」で、民間事業者に募集していた企画案の概要が明らかになりました。
7社から寄せられた10件の提案の中に、福岡ソフトバンクホークスが みずほPayPayドームと最寄りの地下鉄 唐人町駅を、屋根付きの「動く歩道」で結ぶという提案をしてたことがわかりました。
みずほPayPayドームへ向かうためには、一番近い最寄り駅 唐人町駅から徒歩で約(900メートル)15分かかります。プロ野球観戦や、コンサートなどのイベント時には、多くの利用者が徒歩で行き来することから、その不便さが課題となっています。
天神や博多からのバス利用は、渋滞が原因で予定時刻に到着しないこともあります。マイカーの利用者も多く、交通渋滞の原因にもなっています。「動く歩道」の設置で不便緩和が期待されます。
提案は他に、九大に向かう路線に連節バスの導入や、バッテリーで自走するロープウェーなどもありました。今後、実現の可能性も含めて協議されます。
▶ 都市交通基本計画
この情報は2024年9月8日(日)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。