西鉄では、福岡市が推進する天神ビッグバンエリア内に2025年春開業予定のONE FUKUOKA BLDG.(以下、ワンビル)において、さまざまなアート施策を展開すると発表しました。
ワンビルでは、天神の中心で多様なヒト、モノ、情報が重なり合うことで新たな価値を構築する“創造交差点”を開発コンセプトに掲げています。
多くの人々が集い、行き交うワンビルにおいて、日常的にアートに触れることができる機会を創出することで、地域の人たちに魅力ある文化価値を還元するとともに、天神の都市機能向上を目指すとしており、その一環として、ワンビルに「SPIRAL(スパイラル)」を誘致。
スパイラルは、1985年、東京・青山にオープンした複合文化施設を拠点とするアートセンターで、「生活とアートの融合」をテーマに、多種多彩なアートプログラムを発信すると共に、日常生活にアートを取り入れる提案を行っています。
西鉄では、国内のアートシーンを牽引してきたスパイラルとワンビルの協働により、天神の街からアートを様々な形に昇華させていきたいと語っています。
ワンビルでは、福岡市が推進するFaN事業の一環として9月に開催される「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」に参画。20日(金)のトークイベントにワンビルのアートに携わるメンバーが登壇し、ワンビルとしてのアートへの思いや構想を伝える予定とのことです。
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024
通称:AFAF(アフアフ)。「ART FAIR ASIA FUKUOKA」(AFAF)は、2015年より日本とアジアを結ぶ交流都市 福岡で開催されているアートフェア。第9回目となる本年は、9月19日(木)から9月22日(日)までの4日間、福岡国際センターで開催されます。詳細はこちら。
アートシーンを後押し!ワンビルに「SPIRAL(スパイラル)」が初登場
スパイラルは、1985年10月、ワコールが「文化の事業化」を目指して東京・青山にオープンした複合文化施設を拠点として活動するアートセンターです。
建築家・槇文彦氏の設計によるビルは「R.S.レイノルズ賞」やDOCOMOMO in JAPAN「日本におけるモダン・ムーブメントの建築290選」にも選出されるなど、1980年代を代表する建築物のひとつとして国際的に知られています。
特に1階から3階は、世界に類を見ないユニークな構造を持っており、オープンな空間構成が豊かなアートとの出会いを創出しています。
スパイラルの活動テーマは「生活とアートの融合」です。現代美術のキュレーションを軸に、ファッションや建築、デザインなど多彩なプログラムを数多く発信。あわせて身近な暮らしにアートを取り入れる提案を行い、「+S」Spiral Market、Spiral Café、Spiral Nail Salonなどの事業を展開しています。
また若手アーティストの発掘育成支援にも力を入れています。
出店概要
▼店舗名
SPIRAL GARDEN
▼開業時期
2025年春(予定)
▼業態
ショップ・カフェ・ギャラリー
▼店舗面積
約320㎡ (約96坪)
以下、イメージパースです。
この情報は8月21日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。