シーアールイー（本社：東京都港区）では、福岡県小郡市において福岡地所と共同事業として開発を進めてきた物流施設について、2024年7月31日に竣工したと発表しました。

同施設は、着工時点からロジスティード九州の入居が決定しており、同社が一棟賃借するBTS型の賃貸用物流施設となります。

同施設は、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道の結節点である「鳥栖」ジャンクションから東へ約5km（車で約4分）の「筑後小郡」インターチェンジに隣接した物流適地で、近くには主要地方道久留米筑紫野線、県道本郷基山線及び国道500号線等の幹線道路が配置されており、交通利便性において高い立地メリットを有しています。

また、同施設から約200mに甘木鉄道の「今隈」駅があり、労働力確保の観点からも優位性がある立地です。

同施設は、地上3階建ての倉庫棟と平屋建ての危険物庫棟で構成する総延床面積28,364.40㎡（約8,580坪）の物流施設です。

倉庫棟の倉庫部分の基本スペックとしては、外壁に金属断熱サンドイッチパネル、各階床荷重は1.5ｔ/㎡、有効高さは6ｍ以上、照度は平均300ルクスを確保し、昇降設備は、荷物用エレベーター（積載荷重3.5t）2基、垂直搬送機4基、ドックレベラー2基を実装。

また、倉庫部分の2～3階には空調設備を実装しており、倉庫内の防火区画壁に耐火断熱パネルを採用することで空調設備の熱負荷を低減し、鋼板製のパネル仕上げによる倉庫内の美観と合わせて、同施設で働く人たちの職場環境の向上に寄与する仕様となっています。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を実装し、BELS（建築物省エネルギー性能表示制度）評価★★★★を取得。環境や省エネルギーに配慮した施設であることが、第三者機関の認証により評価されています。

▶ 株式会社シーアールイー

この情報は8月4日（日）時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。