太宰府市(太宰府市役所)と西日本鉄道は31日、太宰府市の沿線活性化・魅力向上を目指した連携の一環として、今年も2024年8月1日(木)より「太宰府梅サイダー」を販売開始すると発表しました。
太宰府市は、地元の高校やさまざまな企業と連携し、太宰府市内で収穫した梅を製品化して新たな地場みやげ産業を振興する「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト」に取り組んでいます。
西鉄も、このプロジェクトに賛同し、 福岡と沿線のまちにとって価値あるものを創造する“縁線(えんせん)プロジェクト”の取り組みとして2016年から「太宰府梅サイダー」の製造販売を行っています。
「太宰府梅サイダー」は、太宰府市内の史跡地等で実った梅を、福岡県立福岡農業高等学校の食品科学科の生徒が収穫、加工したシロップをもとに製造している商品です。
毎年即完売するなど好評を得ており、9年目を迎える今年は、40,000本が店頭に並びます。
なお、西鉄は今回の売上金の一部を太宰府市が取り組む企業版ふるさと納税を活用して寄附し、「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト」を応援するとしています。
▼税込価格
1本(200ml) 260円
▼販売店舗
天満宮参道一部店舗(飲食店での提供を含む)、ならびに、西鉄ストア レガネット太宰府店
太宰府市「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト」について
太宰府では梅といえば太宰府天満宮の飛梅、市の花、そして元号令和の由縁となった梅花の宴です。しかし、史跡地の梅は文化財保護の観点から商業利用が制限されていました。
そこで同市から国に積極的に働き掛け、資源として活用できる規制緩和を勝ち取りました。
これを機に、大伴旅人も愛でたであろう太宰府の梅をブランディングしてスイーツやご当地グルメなどに仕立て上げて地場みやげ産業として振興し、ふるさと納税にもノミネートするなど、本市の経済税収効果の飛躍的向上を目指しています。
▶ 太宰府市ホームページ
▶ 福岡県立福岡農業高等学校
▶ 西鉄グループホームページ
この情報は7月31日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。