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JR九州×SkyDrive「空飛ぶクルマ」運航を目指し連携協定締結

JR九州×SkyDrive「空飛ぶクルマ」運航を目指し連携協定締結

JR九州は4日、株式会社SkyDriveと、SkyDriveが開発する「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指し、九州エリアにおける空飛ぶクルマを用いた事業の成立可能性の検討を行うことを目的に連携協定を締結したと発表しました。

SkyDrive は空飛ぶクルマの機体メーカーとして「日常の移動に空を活用する」ことを目指し、2025年の大阪・関西万博を皮切りに事業拡大を目指しています。

また、JR 九州は「安全・安心なモビリティサービスを軸に地域の特性を活かしたまちづくりを通じて九州の持続的な発展に貢献する」ことを2030年 長期ビジョンで掲げています。

JR九州では、今回の連携により、九州エリアにおける将来的なまちづくりや沿線観光地への誘客の視点から、新たな技術を活用したモビリティを導入することで、九州エリアの開発、MaaS等へのビジネス領域拡大のみならず、地域課題解決といった地域創生へ貢献することで、先進的で魅力の高いまちづくり開発ができると考えています。

MaaSとは

マース:Mobility as a Service/地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス。

今後、両社では次世代モビリティとして期待されている「空飛ぶクルマ」の実用化による誘客促進、地域活性化等を推進するため、事業の具体的な方法や枠組み、さらには導入エリアなどについて、具体的かつ詳細な事業可能性の検討を行い、JR九州の持つ鉄道駅や商業施設等などを活用した「空飛ぶクルマ」運航ルート開設の実現を目指すとしています。

JR九州×SkyDrive「空飛ぶクルマ」運航を目指し連携協定締結

空飛ぶクルマとは

電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

九州旅客鉄道株式会社
株式会社 SkyDrive

この情報は7月4日(木)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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