タンスのゲン（本社：福岡県大川市）は4日、28℃以下で自然に凍結する冷却素材 PCM を使った「リュック用冷却パッド」を販売開始したと発表しました。

同商品は、リュックやランドセルを背負った背中にぴったりとフィットする独自構造で作られており、背中にたまる汗や熱気を軽減することで、通勤や通学を快適にします。

使われている冷却素材 PCM とは相変化材料（Phase Change Material）の略称で、宇宙飛行士を急激の温度変化から守るために開発された素材です。

周辺温度が上がっても一定の温度以上は上がらない性質があり、28℃以下で自然に凍結するのが特徴です。

同社では、この PCM を使用したリュック用の冷却パットを開発。リュックと背中との間に溜まる汗や熱気を軽減することができるため、夏場でも快適に通勤通学することができます。

28℃以下で自然に凍結する特性により、冷やす必要がなく自然なひんやり感を得ることができます。冷蔵庫を使う必要がない省エネ仕様で電気代がかかることもなく、自然凍結により行き道だけでなく帰り道も使うことが可能です。

また緩やかに温度変化するため結露しにくく衣服や肌を濡らすことなく快適に使用でき、凍傷の心配もありません。

冷却は60～90分間（外気温度：28～35℃の時）持続し、長時間適度なひんやり感をキープします。

一般的な冷感パッドは6マス程とマス数が少なく曲がりにくくなっているため、背中に合わせて変形しづらくリュックやランドセルに合わせて使うと「浮いてきてひんやりを感じない」という欠点がありました。

そこで同商品は新たに開発した24マス独立構造になっており、マス数を24マスに増やし間隔を広げたことで背中にフィットしやすく快適に使用できます。

また、PCM は硬い素材で肌当たりが弱点でしたが独立構造でフィット性を向上させたことにより、ごつごつとした感触を軽減。

そのほか、一般的な冷感パッドは長方形の形で、ランドセルやリュックに合わせるとはみ出てしまい見た目が気になってしまう心配がありましたが、同商品は上部が狭く下部が広い台形にすることで、リュックに合わせたデザインになっています。

カラーバリエーションはひんやり涼しげなクリアブルーの他に、ランドセルやリュックの色に馴染みやすいベージュ／クリアブラウンの3色展開となっています。

さらに、肩紐を取り外して使用することもできるため、リュックやランドセルに装着して使用する以外にも、枕に敷いたり、チェアの座面に敷いてひんやり快適に作業をすることもできます。

重量が200グラムと軽量で使用しない際はコンパクトに折りたためるため、持ち運びもしやすくなっています。

税込価格：3,333円
送料込み

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この情報は6月4日（火）時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。