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福岡空港の保安検査場に「スマートレーン」導入し検査待ちの混雑解消へ

福岡空港で保安検査場の人手不足により検査待ちの長い行列ができている問題で、空港の運営会社は、新年度、保安検査場に「スマートレーン」と呼ばれる設備を導入することになりました。パソコンや液体物を荷物から出さずに済むことなどから待ち時間が短縮され、混雑緩和につながるとしています。

福岡空港では、コロナ禍で落ち込んだ旅客数が回復する一方、保安検査員の人手が不足していて混雑時には保安検査におよそ1時間待ちの長い列ができる事態となっています。空港の運営会社は混雑の緩和を図るため、新年度、保安検査場に「スマートレーン」と呼ばれる新たな設備を導入することになりました。

検査機には、医療現場などでも使われる「CT」の技術が用いられ、パソコンや、液体が入ったペットボトルなどを手荷物から取り出さずに済むほか、複数の客が同時にレーンに向かい、準備できた人から順に検査を受けられるため、1時間あたりの検査人数が従来のおよそ1.5倍に増えるということです。

運営会社では国内線の保安検査場で順次、スマートレーンの導入を進め、来年3月末までに導入を完了する予定にしています。
運営会社「福岡国際空港」の永竿哲哉社長は会見で「大変ご不便をおかけしています。よりスムーズに検査できるようにして、お待たせしない形にできたらと思っています」と述べました。

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この情報は2023年3月30日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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