福岡のニュース

うきはの営みと風景を紡ぐ、分散型古民家宿「みなも」市指定文化財を活用した新客室オープン

うきはの営みと風景を紡ぐ、分散型古民家宿「みなも」市指定文化財を活用した新客室オープン

古民家活用を軸とした地域活性化事業を推進するtsumugi(所在地:福岡県うきは市)では、2022年7月に開業した分散型古民家宿「みなも」の新客室として、2023年4月28日(金)に「みなも 鏡田蔵」をオープンすると発表しました。

うきはの営みと風景を紡ぐ、分散型古民家宿「みなも」市指定文化財を活用した新客室オープン

「みなも」は、白壁土蔵造りの建物群と水路で構成された風情ある町並みが残る、国の重要伝統的建造物群保存地区「筑後吉井」において、点在する複数の古民家を活用した宿泊施設で、2022年7月に2棟5室の客室をオープンしました。

今回、新客室としてオープンする同客室は、同社が2021年より指定管理者として管理を行う「鏡田屋敷」の蔵を改修し、全国的にも珍しい市指定文化財を活用した宿泊施設としてオープンします。

新客室「みなも 鏡田蔵 301」

鏡田屋敷は、1863年(文久3年)に郡役所の官舎として建てられ、その後明治期に一部増築されたといわれています。家屋の周囲が、庭園、蔵、塀で囲まれた筑後吉井の中で現存する唯一の屋敷型建造物で、通常は無料公開されている施設です。

今回改修が行われた蔵は、物置として使われていましたが「うきはの恵みに酔う」をコンセプトに、1階には宿泊客が利用できるセルフバー、2階には居室及び寝室を据えた、1棟貸しの客室として生まれ変わります。

うきはの営みと風景を紡ぐ、分散型古民家宿「みなも」市指定文化財を活用した新客室オープン

「水の力に支えられた、うきはのいとなみに浸る」をコンセプトにしているみなもの各客室には、湧水や在来茶、麺などの「水」と関係性の深いうきはの産品が揃えられており、同客室では、うきはの恵まれた「水」をはじめ、生産者の想いと土地の力に育まれた果物やお茶などのうきはの素材を、お酒とともに愉しむことができます。

時季によって変わる素材と、素材に合わせたお酒を客室のバーに用意し、自身がバーテンダーとなってカクテルを作る体験をすることができます。なお、同客室のバーは、中洲の名店「Bar Higuchi」が監修しています。

うきはの営みと風景を紡ぐ、分散型古民家宿「みなも」市指定文化財を活用した新客室オープン

所在地は、福岡県うきは市吉井町1302(フロント棟所在地/地図はこちら)。

予約等については、以下の公式サイトから確認をお願いします。

分散型古民家宿「みなも」公式サイト

この記事の情報は2023年3月25日(土)現在のものです。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。

1559
URL :
TRACKBACK URL :
Return Top