2023年3月27日(月)福岡市地下鉄七隈線延伸(天神南駅~博多駅)開業!福岡市地下鉄 七隈線博多駅の駅舎および主要な駅設備が満を持して完成。駅の規模としては、地下5階、地上1階、延面積10,365㎡となります。
空港線との乗り換えは改札内で約150m(徒歩3分)と大変便利になります。また、約150mのうち約55mは、福岡市地下鉄で初導入となる「動く歩道」を整備。
さらに、JR各線や高速バスと、空港線との乗換により、福岡空港では各種航空路線との接続性が大きく向上します。
また駅内は、高さ約8m、幅が約7m、奥行が約13mの、明るく開放的な吹き抜け空間が利用客を迎えます。
七隈線と空港線の乗換では、空港線はオレンジ、七隈線はグリーンと、行き先を示す分かりやすい大きなサインが用意されており、迷うことがありません。
駅出口では、目的の方面へ行くための目印として「A」「B」「C」の大きなサインが用意されており、案内板と照らし合わせることで、スムーズに進むことができます。
設備機器室等のバックヤードも含め、駅内全面にLED照明を採用。灯具の明るさを調整できる調光システムを導入し、照度調整を行うほか、電車がブレーキをかけた時に生み出される回生電力を蓄電池に一時的に貯蔵し、電車を走行させるための電力に再利用可能な回生電力貯蔵装置を設置。省エネを推進しています。
そのほか、ボタン操作を行うことなくエレベーターを呼び出し、目的階へ移動できる自動制御システムのエレベーターや、電車やホームドアの間にある物などを3次元センサーで立体的に検知する3Dセンサーも整備。電車とホームドアの間で人や物を検知すると電車が発車できない仕組みになっています。
2023年3月27日の七隈線延伸開業により、延伸前の天神南駅乗換え時間を含んだ移動時間は、橋本駅⇔博多駅が約42分→約28分、福大前駅⇔博多駅が約34分→約20分、六本松駅⇔博多駅が約26分→約12分、薬院駅⇔博多駅が約21分→約7分と、大幅に便利になります。
上記内容は、2023年3月4日(土)時点での情報です。