PLANETAL DESIGN社（本社：東京都青梅市）では、独自の特許技術により新規に開発した、家庭で様々な形の透明氷を製氷できる製氷器「ice drops」と「ice drops 交換用モールド Fuji」の2製品を販売開始したと発表しました。
「ice drops」は、美しく雑味の少ない透明氷を「より簡単」に楽しめるよう新規開発された、ハイエンドな家庭用の透明氷製氷器です。
パーツを組み立てて上から水を注水し、家庭用冷凍庫にて16時間程度冷凍させるだけで、簡単に透明な氷を作ることができます。また、特許取得済の構造により、氷を容易に取り出すことができるほか、本体にはモールド（氷型）が2種類付属しており、一度の製氷で2種類の氷を同時に作ることができます。
透明球氷（60mm）×1個
ウィスキー、焼酎のロックなどに適しています。
透明キューブ氷（29mm）×8個
ハイボールやアイスコーヒーなどのほか、ジュース等の普段使いにも適しています。
なお「ice drops」のモールドは1つずつ交換することが可能です。本体と同時に販売がスタートする「ice drops 交換用モールド Fuji」を購入することで、プレミアムな冠雪富士氷を楽しむことができます。
特許出願中の構造により山頂部のみを薄白く製氷させる構造となっており、製氷のたびに変化する雪化粧を堪能できます。
冠雪富士氷（高さ53mm、周径60mm）×1個 ※ice dropsの本体が必要です。
どのような手順で氷が出来上がるのかについては、以下の動画から確認できます。
製品はいずれもネットストア大手のAmazonにて販売中です。
▶ ice drops 本体
▶ ice drops 交換用モールドFuji
構造・デザイン
熱流体を考慮した2層の空気断熱層により水が凍る向きをコントロールすることで、先に凍るモールド内の透明な氷と、後に凍るミネラルを多く含んだ氷とを分離します。冷凍条件や水に含まれるミネラル量等により、透明氷側にも若干の白濁が残る場合があります。
0.1mm単位で調整されたパッキン部を備えるシリコーンゴム製のパーツを2つ合わせる事で、注水時には水を漏らさず、製氷後は2つに分かれる事で氷の取り出し易さに寄与します。これは、高精度な日本製パーツを全部品に採用する事により実現しています。
また、全ての氷を取り出すことができるため、すぐに次の製氷を始めることができます。
透明氷の形状を安定させるために、シリコーンゴムの可撓性（やわらかさ）を生かして氷の膨張に合わせて膨らむ「逃げ」の部分を設けています。水圧では膨らまず、凍結膨張時の圧力でのみ膨らむようにスペースや厚み等が設計されています。氷の膨張圧を逃がすことは、ケースからの取り出し易さにも寄与します。
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この記事の情報は2022年12月24日（土）時点での内容です。