福岡市は22日、北別館跡地活用事業の事業計画について、福岡地所を代表企業とした、隣接するメディアモール天神跡地との一体再開発について発表しました。
今後、2023年10月頃に新築工事を着工、2026年8月頃の運営開始を予定。地下2階、地上18階、高さ約88m、敷地面積が約4,000㎡と、規模としては天神ビジネスセンターと同等のビルが新たに誕生します。
震度7クラスの地震発生時でも大きな被害を受けない免震構造を採用、災害時においても3日分の電気・水が利用可能で、災害等が発生した際、約820人を3日間受け入れる帰宅困難者ステーションが設置されます。また、最先端換気技術を導入するなど、感染症への対応も組み込まれます。
北別館跡地だけでなく、隣地も含め一体的に再開発することで、ゆとりある歩行者空間を形成するとともに、沿道に面する商業区画が拡大し、より賑わいのある街並みを実現。
市役所・アクロス福岡や天神地下街につながる地下通路への接続（地下1階）に加え、地下鉄天神駅につながる因幡町通り地下通路（地下2階）とも接続することで、歩行者の利便性が向上します。
この記事の情報は2022年12月23日（金）時点での内容です。