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地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

福岡市地下鉄では、新駅「櫛田神社前駅」について、駅舎及び主要な駅設備が完成したことを受け、2022年12月17日(土)に報道機関向け内覧会が実施されました。

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

同駅は、鉄筋コンクリート造、地下4階 地上1階(一部地上2階)の構造で、延面積は9,447㎡、駅のシンボルマークは、博多の総鎮守である櫛田神社の「銀杏」の葉と、博多祇園山笠の「舁き縄」を組み合わせて、力強く駆けているようなデザインになっています。

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

駅デザインは、櫛田神社をはじめとした、歴史ある街の雰囲気や、木のぬくもりを感じる駅空間となっており、博多の祭り・伝統文化を感じる装飾や、コンコースには多数の展示物が常設展示されます。

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

照明に関しては、設備機器室などのバックヤードも含め、駅内全面にLED照明を採用。灯具の明るさを調節できる調光システムを採用しており、照度調整を行うことで省エネを推進。駅の下全面には、地中に熱を逃したり、地中から熱をもらうための熱交換器を設置。

外気の温度は季節によって変化しますが、地中の温度は20℃前後で一定しており、地中熱空調は、この地中熱エネルギーを利用した空調設備です。

そのほかの特徴として、タッチレス自動運転エレベーターを導入。「乗り場センサー」と「かご内センサー」により、視覚に障がいのあるひとや、車いすを利用するひと、ベビーカーや両手に荷物を持っているひとなど、エレベーターを利用するだれもがボタン操作を行うことなく、エレベーターを呼ぶことができ、目的階へ移動できる自動制御システムのエレベーターです。

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

ホームドアには「3Dセンサー」を導入。電車とホームドアの間にある物などを、3次元のセンサーで立体的に検知します。3次元の情報から、正確に人や物を検知することができるため、安全性の向上が期待されます。

地下鉄 新駅「櫛田神社前駅」駅舎及び主要な駅設備が完成

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この記事の情報は2022年12月17日(土)時点での内容です。

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