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205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始

205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、福岡県・鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始

ニューワールド社と鳥飼八幡宮(福岡市中央区)は、Makuakeプロジェクトを共同企画したと発表。「むすびの神 鳥飼八幡宮、205年ぶりとなる遷宮に、皆様の応援をお願いいたします。」のMakuakeプロジェクトは、2022年11月17日まで実施されます。

​1800年の由緒を持ち、古代から信仰されてきた福岡県にある鳥飼八幡宮が205年ぶりに遷宮を行います。遷宮を、日本人が「神社」を見直すきっかけとしてとらえ、未来の神社を「共につくる」Makuakeプロジェクトを実施。

遷宮(せんぐう)とは

本殿が、これまでとは異なる境内に新築移転したり、同じ境内で別の位置に新築移転したりする際のほか、本殿の修理や新築の際に一時的に神体を移動する場合も遷宮といいます。

205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、福岡県・鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始
遷宮という事業に鳥飼八幡宮が抱く想いは、ただ神殿を改修するというものではありません。

時代とともに街が変わり、人々の暮らし方が変化していくのと同じように、遷宮は神社のあり方を時代に合わせて最適化させる「地域のためのアップデート」のようなもの。

ありがたい歴史的な場所というだけでなく、人々に果たせる役割をしっかりともち「地域へ貢献していく」こと、そして新しい時代の神社のあり方を示す幕開けとして、地域だけでなく、日本中の人々にとって神社を考えるきっかけとなれることを目指し、実に205年ぶりとなる遷宮に踏み切りました。

205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、福岡県・鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始

205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、福岡県・鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始

日本にはコンビニよりも多い約8万社の神社があり、各土地を見守っていますが、時代の流れや後継者不足など様々な問題により、現在では年間約1000社もの神社がなくなっています。

古き良き日本の趣を今に伝える神社。実はそんな神社は、信仰の場や神聖な場であるという以上に、昔から地域の方々のつながるコミュニケーションの場として機能し、各地域の文化をつくり育てながら、伝統を支える役割を担ってきました。

205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、福岡県・鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始

そんな中、鳥飼八幡宮は神事や初詣など神社本来の行事はもちろん、保育園運営やアーティストの支援、カップリングパーティー、マルシェ、音楽イベントなど、移り変わる時代ごとに地元との新しいつながり方を模索しながら、老若男女が楽しめる新鮮な体験を広く発信しています。

205年ぶりの「遷宮」で繋ぐ未来、福岡県・鳥飼八幡宮がMakuakeプロジェクトを開始

長きにわたり愛された旧本殿は取り壊されることとなりますが、経年により⽼朽化してなお、豊かな檜の⾹りと美しい木肌を持ち生き続ける木材。その木材を切り出しお守りや積み木、まな板として加工し、一枚一枚丁寧に仕上げ、リターンとして用意されます。

プロジェクトの詳細、ならびにリターンの内容については、以下のプロジェクトページから確認できます。

むすびの神 鳥飼八幡宮|205年ぶりとなる遷宮に、皆様の応援をお願いいたします。

この情報は2022年10月22日(土)時点での内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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