直方市では、大相撲九州場所の前に、小学生を対象とした相撲教室を開催すると発表しました。同教室では、上記画像の室内のマットの上で行われます。
開催日は、2022年10月30日(日)、11月6日(日)、11月13日(日)の全3日間で、各日午前9時30分から2時間程度を予定。会場は直方市民体育センターです。
講師として、森安 篤氏(直方市出身元関取皇牙)が登場します。最終日には、元関取皇牙(おうが)特製スープで作ったちゃんこ鍋をみんなで試食します。
対象は、市内在住の小学生、市内の小学校に通う児童で、定員は60人、参加料は500円です。申込み方法はこちらのページから確認できます。応募期限は9月30日(金)まで。
かつては、直方市でも各地域や神社で子どもを対象とした相撲大会が開催され、子どもたちの日ごろの遊びの中でも相撲をとることが当たり前でした。しかし、今では神社土俵や地域での相撲大会もだんだん姿を消しつつあり、子どもたちが相撲に触れ合える機会があまりありません。
直方市では、大相撲でかつて活躍した元大関魁皇を市民一丸となって応援していました。怪我に泣かされつつも大相撲通算1047勝をあげるなど直方市民の誇りそのものであった魁皇関。
NHKのテレビ放送の「大関魁皇 福岡県直方市出身」とながれるアナウンス後の取組を多くの市民が見守り、勝利を告げる花火を心待ちにするなど、勝った負けたと魁皇関の勝利に市民は一喜一憂していた時代が長く続きました。引退後、市民の寄付等によりJR直方駅の駅前に銅像を建てられるなど、今でも多くの市民に愛されています。
直方市では、今回、魁皇関(現浅香山親方)と同様に、直方市出身の力士であり、現在市内在住の元関取皇牙(おうが)森安氏を講師に迎え、小学生を対象とした相撲教室を始めることにより、伝統的なスポーツでもある相撲を、改めて、より身近なものとして感じてもらえる良い機会にしたいと考えています。
▶ こども相撲教室参加者募集|直方市
この情報は2022年9月1日(木)時点での内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。