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九州北部地方が梅雨明け、梅雨の期間は史上最短に

九州北部が梅雨明け、梅雨の期間は史上最短に

本日6月28日(火)、福岡管区気象台から九州北部地方(山口県を含む)が”梅雨明けしたと見られる”との発表がありました。梅雨明けが平年よりも大幅に早く、1951年の統計開始以来、梅雨の期間は史上最短を更新しています。

※これまでの最も早い梅雨明けは、1994年の7月1日ごろ

今年は梅雨入りした後も、梅雨前線が日本付近になかなか停滞せず、各地で雨の量が少ないところが多くなっています。そのため、今夏は猛暑や水不足等が心配なシーズンとなりそうです。

今後は、太平洋高気圧の勢力が強まり、夏の日差しが降り注ぐ日が続きます。35℃以上の猛暑日を観測するエリアが多くなる可能性があり、危険な暑さが続く見込みです。

最低気温も連日25℃以上の熱帯夜となる予想のため、しっかりと熱中症対策を行うようにしましょう。

なお、梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。

参考事項

1. 平年の梅雨明け:7月19日ごろ
2. 昨年の梅雨明け:7月13日ごろ
3. 梅雨入りが発表された 6月11日から6月27日までの降水量の合計(速報値)

九州北部が梅雨明け、梅雨の期間は史上最短に

福岡管区気象台 公式サイト

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