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世界が認めた絶景、22種類の藤の花「河内藤園」4月23日に開園

世界が認めた絶景、22種類の藤の花、河内藤園(北九州市八幡東区河内2-2-48)が、2022年4月23日(土)~5月5日(木)に開園します。※開園日は予定

アメリカCNNから「日本の最も美しい場所31選」に選出されるなど注目を集め、国内外から多くの観光客が訪れる河内藤園です。

2022年4月23日(土)~5月5日(木)の期間は前売り予約チケット(コンビニ予約チケット)が必要となります。チケットが無いと入園できませんので、ご注意ください。

人数制限をしておりますのでチケットが完売になる場合があります。チケットをご購入出来なかった場合、ご入園出来ません。現地でのチケット販売はありません。

※システム上、チケットを購入されてからのキャンセル、日にち時間帯変更は出来ません。予めご了承ください。藤の入園料金は、お一人様【1500円】となっております。開花状況により1000円の追加料金のお支払いが、藤園受付で必要となります。

「河内藤園」は、昭和52年4月開園しました。4月下旬~5月中旬の時期には、22種類の藤の花が咲き乱れ、見る者を圧倒します。

河内藤園の歴史は、創設者である樋口正男が、小学生の頃に読んだ本に感銘を受け「俺も何か一つこの世に生きた証を残したい」という少年の夢から始まりました。

戦中戦後と家族を守り、ひたすら仕事に打ち込んできた正男でしたが、生活も落ち着いてきた頃、湧き上がってきたのは少年の頃に抱いた夢でした。

「この雑木の山に美しい藤を植え、みんなに見に来てもらえる藤園を造りたい」と意を決し打ち明けると家族も賛同してくれ、1968(昭和43)年、長男と共に開墾を始めます。 生きた証を残したいという正男の夢は、この時から家族の夢となったのです。

ブルドーザーのエンジン音が、静かな山中に響きわたる中、地盤が固く岩石を多く含む土地によって作業は難航します。 ごろごろ出てくる石を集めては一輪車で運び出す、気の遠くなるような作業が続きました。 それでも、数年後には山の斜面をひな壇状にする作業が終了し、約1000坪の大藤棚と藤のトンネルが完成したのです。

そして「河内藤園」はじまりの木として最初に植えたのは、河内貯水池建設の際、湖底に沈むこととなった河内村から移植し、これまで大切に育ててきた1本の藤でした。

開墾から50年。「河内藤園」はじまりの木も樹齢120年を越える大藤へと成長し、毎年美しい花房をなびかせ来園者の方々に喜んでいただいております。初代から受け継ぐ深い愛情を注ぎ育てた藤をゆっくりとご堪能ください。

▶ 河内藤園

この情報は2022年4月14日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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