母子モ社が運営する母子手帳アプリ「母子モ」が福岡県太宰府市にて本導入され、「だざいふ子育て応援アプリ うめっこクラブ」として、2022年3月14日(月)より提供がスタートしました。※無料で利用できます。
元号令和発祥の都となった太宰府市は、古より我が国の政治、外交、防衛、文化、交易の要衝であり、今もその歴史を偲ばせる大宰府政庁跡や水城跡、観世音寺、太宰府天満宮など多くの名所旧跡が存在する世界に開かれた国際観光文化都市です。
同市では、まちづくりビジョン全世代居場所と出番構想を基に、“親と子の「育ちあい」を支えるまちづくり”を基本理念として掲げ、家庭を中心に、行政、地域社会、学校、企業等が一体となり、子育てを社会全体で支援していく施策を展開しています。
また、おむつ替えや授乳などの際に利用できる「赤ちゃんの駅」を市内各所に設置。離乳食に関する疑問に応える「モグモグカミカミ離乳食教室」、子どもの発達の不安や悩みに対応する子ども発達相談室「きらきらルーム」、生後60日から小学校6年生を対象に、入院治療は必要ないものの、他の児童との集団生活が困難な児童を一時的に預かる「太宰府市病児保育施設」など、子育て世帯が困った時に頼れる仕組みが整っています。
ほかにも、20歳未満の児童を扶養しているひとり親家庭の保護者を対象に、就職につながる教育訓練講座の受講料の一部を助成する「自立支援教育訓練給付金」や、就職に有利な資格を取得するために養成機関で1年以上修業する場合に支給する「訓練促進給付金」など、経済的なサポートを行っています。
そして今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、440以上の自治体で導入されている「母子モ」を採用。
同アプリは、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実しています。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報や保健師からのアドバイスといった大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートします。
主な機能
<自治体から提供される各種制度・サービスの案内>
子ども医療費助成制度・児童手当など、妊娠・育児時期にあった各種補助制度の情報や手続き方法の案内
自治体が配信する各種お知らせ
<記録・管理>
妊娠中の体調・体重記録(グラフ化)
胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
身長体重曲線による肥満・やせの程度の確認(グラフ化)
予防接種 : 標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理、受け忘れ防止アラート
健診情報 : 妊婦や子どもの健康診断データを記録
<情報提供・アドバイス>
出産・育児に関する基礎情報
妊娠週数や子どもの月齢に合わせた知識やアドバイス
沐浴や離乳食の作り方などの動画
周辺施設の案内(病院、幼稚園・保育園、公園、子育て施設など)
<育児日記:できたよ記念日>
子どもの成長を、写真と一緒に記録
記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ(初めての…胎動/キック/寝がえり/おすわり/ハイハイ/ひとり立ち/ひとり歩き など約150項目の記録が可能)
<データ共有>
子どもの成長記録や健康データを、家族のスマートフォンなどでも閲覧でき、SNSにも投稿可能
アプリのインストールについては、App Store、Google Playにて「母子モ」で検索するとヒットします。
この情報は2022年3月14日(月)時点での内容です。最新の情報は公式サイトなどから確認をお願いします。