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「博多どんたく港まつり」のパレードが3年ぶりに実施へ


コロナ禍で中止が続いていた「博多どんたく港まつり」のパレードが3年ぶりに実施されることが正式に決まりました。一方、市民や観光客にはオンライン配信での観覧を呼びかけるとしています。

大型連休中の5月3日と4日に開かれる「博多どんたく港まつり」は、博多三大祭りの1つとされ、例年、200万人以上の見物客で賑わいますが、新型コロナの影響で最大の呼び物のパレードなどが2年連続で中止されていました。

福岡商工会議所や市などでつくる実行委員会は15日に総会を開き、感染者が減少傾向にあることや3回目のワクチンの接種が進む見通しであることなどからパレードをはじめ、踊りや歌を披露する舞台などを3年ぶりに実施することを正式に決めました。

一方、感染対策としてパレードについては、市民や観光客に対してオンライン配信での観覧を呼びかけるとしています。また、参加者に対してはマスクの着用を求めるとしています。

規模も縮小し、参加者は例年の半数程度の9300人余りとなり、開催時間も縮小するということです。そのうえで、今後の感染状況しだいでは、さらに規模を縮小することも検討するとしています。

実行委員会の会長を務める福岡商工会議所の谷川浩道会頭は会見で、「コロナ以前の盛大な祭りにはならないかもしれないが、安心安全に開催して地域が元気を取り戻す原動力にしたい」と述べました。

▶ NHKNEWSWEB

この情報は2022年3月16日(金)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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