西九州新幹線は、長崎と佐賀県の武雄温泉の間のおよそ66キロの区間でことし秋ごろの開業が予定されています。
関係者によりますと、具体的な開業日について、JR九州はことし「9月23日」を軸に最終調整に入ったということです。近く、正式に決定し公表する方針です。
西九州新幹線は、最新鋭の「N700S」を採用した「かもめ」が導入され、開業日に向けて車両などの試験を進めています。
JR九州は、開業日の決定を受けて、駅周辺や沿線の自治体などへの経済効果を高めるため、商業施設などの開発や観光との連携など具体的な地域の活性化計画を進めていく方針です。
一方、西九州新幹線をめぐっては計画されている未着工の新鳥栖=武雄温泉の間は、地元佐賀県が利便性の低下と多額の財政負担などを理由に反発し、今後の協議の行方が焦点となっています。
新車両の「かもめ」は、最新鋭の車両「N700S」が採用され、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインを担当しました。外装は、会社のイメージカラーの赤が車両の下の部分を彩り、側面の「かもめ」の文字は毛筆でデザインされています。
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この情報は2022年2月18日(金)時点での内容です。最新の情報は公式サイトなどから確認をお願いします。