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JR九州、新たに福岡県内9駅で無人化に切り替えへ、25の駅で有人のきっぷの販売窓口を廃止

JR九州は経営の効率化を進めるため、福岡県内の在来線の9つの駅で駅員のいない無人化に切り替えることになりました。一方、車いすの利用者などへの介助をスマホのアプリで申し込める仕組みを新たに導入します。

JR九州によりますと、福岡県内で新たに無人駅になるのは、日豊本線は、南行橋駅、新田原駅、それに、築城駅と椎田駅です。

篠栗線は、門松駅と筑前大分駅。久大本線は、久留米高校前駅と南久留米駅。筑豊本線が、小竹駅で、あわせて9つの駅となります。

来年3月のダイヤ改正にあわせて行い、これによって、福岡県内の166駅のうち75駅が無人駅となります。さらに、福岡県内の25の駅で有人のきっぷの販売窓口を廃止することになりました。

一方、JR九州は、車いすの利用者などへの介助をスマホのアプリで申し込める仕組みを来年夏ごろから新たに導入するほか、これまで駅員が行っていた介助を運転士などの乗務員が行えるように、来年2月から一部の路線で試験的な導入を始めるということです。

JR九州の青柳俊彦社長は会見で、「鉄道事業の体質改善として駅体制についても、安全を確保しつつ業務運営の効率化を図るため今回の判断に至った」と述べました。

▶ NHKNEWSWEB

この情報は2021年12月24日(金)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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