対馬海峡付近にある前線が、17日頃にかけて停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり前線の活動が活発となる見込みです。
それにより、断続的に非常に激しい雨が降り、大雨警報基準を大きく上回るような災害級の大雨となる見込みです。
広い範囲に警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報などが発表される状況となる見込みで、重大な災害発生の可能性が高まります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒しましょう。
これまでに災害が起きていない場所でも、油断することなく災害に対する備えが必要です。市町村が発令する避難指示等に留意しましょう。
大雨警報や土砂災害警戒情報が長引く可能性がありますので、油断することなく、災害発生の危険度を気象庁ホームページ等のキキクル(危険度分布)で確認し、最新の気象情報等に留意しつつ、早めの対策、早めの避難行動をお願いします。
住まいの場所が安全な場所か否かハザードマップなどで改めて確認し、安全ならば自宅内での安全確保を、危険な場合は指定された避難場所への移動のほか、安全な親戚・知人宅等への移動も考えましょう。
新型コロナウイルス感染の懸念もありますが、危険な場所にいる人は自宅の外への避難をためらわないでください。
自分の命、大切な人の命を守るため、夜間になる前に、安全に避難できる早い段階で避難開始を判断することが重要です。
最新の情報は、以下のリンク先から確認できます。
▶ 気象警報・注意報
▶ 雨雲の動き|気象庁
▶ 今後の雨|気象庁