夜の大広間や西洋館・・・
明かりをひとたび消すと、
そこには「おどろ、おどろ」な雰囲気が漂います。
八女市で200年以上、提灯をつくり続ける「伊藤権次郎商店」が生み出す「妖怪提灯」。そして、今も柳川藩主の末裔が守り続ける御花。
「奇怪夜行」
約300年の歴史を誇る御花にて、脈々と伝統を受け継ぎ、現在も八女で提灯を作り続ける伊藤権次郎商店さんの「妖怪提灯」を展示いたします。明治後期の歴史ある空間と妖怪提灯が合わさって生み出される、「おどろおどろしい夜の世界」をお楽しみください。
立花家には、古くから伝わる妖怪の絵巻物がございます。その絵巻物から着想し、この展覧会のために作られた提 灯や未発表の作品なども特別に展示します。立花家史料館では、その絵巻を実際にイベント期間中も展示し、ご覧いただけますのでお楽しみに。
「奇怪夜行」
約300年の歴史を誇る御花で、八女にて現在も伝統を受け継ぎ、提灯を作り続ける伊藤権次郎商店さんの「妖怪提灯」を展示いたします。明治後期の建物と、妖怪提灯が生み出すおどろおどろしい夜の世界をお楽しみください。
日時:2021年8月22日(日)~8月28日(土)18:00~21:00(20:30最終入場)
入館料:一般 1,400円 / 高校生 1,000円 / 小中学生 500円 / 乳幼児以下 無料
主催:柳川藩主立花邸 御花/伊藤権次郎商店
伊藤権次郎商店
福岡県八女市にある創業200年以上の歴史ある提灯屋。盆提灯とは一線を画し、神社仏閣や祭り、店舗等の装飾用提灯をメインに製作をし続け、博多祇園山笠、唐津くんちなど九州の有名な祭りには欠かすことができない存在になっています。提灯づくりは分業制が当たり前の世界で、伊藤権次郎商店は和紙貼りも絵付けや文字入れもほとんどの工程を自ら行います。8代目伊藤博紀さんは伝統を守りながらも、世界的に有名な会社が製作する映画の美術セットやインテリア等に展開するなど、新たな提灯の可能性を広げる活動にも力を注いでいます。
立花家に伝来したオバケの絵巻「芸州武太夫物語絵巻」
こまったオバケにおそわれても、へっちゃらな平太郎(16歳)の30日間を描いた長いお話です。立花家の絵巻は、江戸時代後期に描かれた全三巻もので、平太郎の体験談を生き生きと表現しています。毎晩のように平太郎の屋敷にあらわれた妖怪たちは恐ろしくありながら、どこか愛嬌も感じさせます。立花家史料館にてイベント期間中展示予定です!お愉しみに。
この情報は2021年7月22日(木・祝)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。