2021年6月1日(火)から7月11日(日)まで、久留米市天神町のカフェ「NW green side(ネットワーク・グリーンサイド)」にて、美術家 鳥越一輝さんの個展『鳥越一輝展 Do Change with ART』が開催されます。
鳥越さんは、2019年、田川市美術館主催の第1回タガワアートビエンナーレ『英展』にて、600名を超える応募作家の中から、審査員を務めた 3 名の美術家(上條陽子氏、黒田征太郎氏、田島征三氏)が、異口同音でグランプリに推した、いま九州で最も注目される美術家の一人です。
常に新しい素材や試みに挑戦し続け、「描く」「塗る」「削る」さらには「引っ掻く」「磨く」といった画法や技法を駆使して、その瞬間に沸き起こる感情をキャンバスにぶつける、鳥越さんのアートワーク。そうした、激情の中に繊細が交差する作品の数々を、ぜひ会場にて体感してください。 『鳥越一輝展 DO CHANGE WITH ART』
日 時:2021年6月1日(火)~7月11日(日)11:00~19:30 ※月曜定休
会 場 NW green side(久留米市天神町 66-6/西鉄久留米駅より徒歩 1 分)
入場料:無料(※要ワンオーダー)
お問い合わせ先:NW green side (TEL:0942-37-4405)
鳥越一輝さん からのメッセージ
「アートに正解はない。」とはよく聞かれる言葉ですが、私自身は、「アートにこそ正解はある。」という信念をもってキャンバスに向かっています。会場にあるのは、私自身が「これが正解だ。」とジャッジした作品たちです。そして、ご来場いただいた皆さまがジャッジを下されることで、作品が完成し、かけがえのない時間と空間が生まれることを確信しています。
鳥越一輝さん プロフィール
1986 福岡県小郡市生まれ
2005 筑陽学園デザイン科卒
2007 日本デザイナー学院九州校卒
2007 吉浦拓三氏に師事
2019 第 1 回タガワアートビエンナーレ「英展」大賞受賞
受賞作品「FACE」を福岡県田川市美術館買い上げ所蔵
2019 第 2 回枕崎国際芸術賞展 Dreams Come True 賞受賞
受賞作品「INOCHI」鹿児島県枕崎市企業買い上げ所蔵
2019 村岡屋ギャラリー英展大賞受賞・枕崎国際芸術賞展受賞記念展(福岡)
2020 博多阪急 KyushuNewArt 出展
2021 なかお画廊春ハレ展(熊本)
田川市美術館主催 第 1 回タガワアートビエンナーレ「英展」
大賞受賞作品「FACE」 同展「審査所感」より抜粋
上條陽子氏(洋画家・現代美術作家)
自由に、フォービズムてきに「顔」に取り組んだところが良かった。自分が思った通り自由に描いたところが評価されました。
黒田征太郎(イラストレーター・グラフィックデザイナー)
審査しているうちに、すごく面白くなって来た。時間が経つに従って「絶対これは好きだ」というのが見えて来た。それを一位にしたいという作品が一位になって、それが嬉しかった。だから点数は迷いなく明快につける事が出来た。大賞作品は見た瞬間に「好きだ」と思った。
田島征三(美術家・絵本作家)
すごい力強い作品で素晴らしかったけど、彼はそんなに狙ってないような気がするんだよね。「描きたかったんだー!」っていう力任せに描くことの快感、これは僕にもあるんだけど、それが嬉しくて描いた絵を持って来る。一番うれしい芸術の成り立ちだと思う。
『鳥越一輝展 Do Change with ART』出展作品 鳥越一輝「production」
coal tar acrylic on canvas/
W650×H900mm/2021 鳥越一輝「うみのむこうは向島」
acrylic on canvas
W727×H727mm/2020 鳥越一輝「クセの悪い手」
acrylic on canvas
W900×H650mm/2021 鳥越一輝「月の化石」
plaster acrylic on canvas
W650×H500mm/2021 鳥越一輝「尾道スケッチ」
acrylic on canvas
W727×H727mm/2020
▶ NW green side
▶ Gallery MORYTA
▶ 鳥越一輝 Instagram
この情報は2021年6月2日(水)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。