大牟田市は世界遺産に登録されている三池炭鉱の関連施設の魅力を知ってもらおうと、「旅する猫」として人気がある猫を起用した動画の制作を進めています。
この猫は鹿児島県で保護されたのち、飼い主とともに全国を旅し、その様子がネットで発信されている「ニャン吉」というオスで、SNSのフォロワーは18万人を超えています。
23日は三池炭鉱の宮原坑で、散歩する様子が撮影されました。大牟田市によりますと、三池炭鉱の関連施設は世界遺産に登録されて5年がたちましたが、最近は、コロナ禍で訪れる観光客は減少しているということです。
こうしたなか、今回撮影した動画は「ニャン吉」を通してあらためて世界遺産への注目を高めたいとしています。
大牟田市世界遺産・文化財室の高守麻美さんは、「ニャン吉を通して近代化遺産に興味がない人にも魅力を発信したいです。コロナが収まったらぜひ現地に来てもらいたいです」と話していました。
この動画は3月下旬に大牟田市や「ニャン吉」のSNSで公開される予定です。
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この情報は2021年2月24日(水)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。