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QPS研究所、米国での衛星2号機打ち上げをオンラインでパブリックビューイング

福岡市のQPS研究所、米国での衛星2号機打ち上げをオンラインでパブリックビューイング実施へ

QPS研究所(所在地:福岡市中央区天神)では、小型高精細SAR衛星2号機「イザナミ」をアメリカで打ち上げるにあたり、2021年1月22日(金)23時10分より、オンライン・パブリックビューイングを開催すると発表しました。

「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献すること」を使命に2005年に創業された株式会社QPS研究所では、約20社の九州の地場企業と一緒に開発・製造する小型SAR衛星2号機「イザナミ」の打ち上げを、2021年1月22日(金)に実施します。

衛星事業者向け打ち上げサービスを提供するSpaceflight(スペースフライト)社との契約によって、小型SAR衛星2号機「イザナミ」はアメリカの宇宙開発企業スペースX(エックス)が打ち上げる同社の主力ロケット「Falcon 9(ファルコン9)」に搭載され宇宙へ旅立ちます。

今回のオンラインにてパブリックビューイングでは、打ち上げの様子が見られるライブビューとともに今回のプロジェクトの背景や同社の技術、開発秘話なども紹介されます。

なお、ロケットの都合により打ち上げ日時が急遽変更になる可能性があります。打ち上げの時間変更などが生じた場合、こちらの公式サイトにて最新の情報が公開されます。

オンライン・パブリックビューイングの日時は、2021年1月22日(金)23時10分~24時50分が予定されており、打ち上げ予定時刻は23時24分(日本時間)となっています。※カウントダウン→打ち上げ→ 衛星放出(約1時間10分の予定)

配信URLは以下のリンク先からどうぞ。

QPS研究所超小型レーダー衛星「イザナミ」打ち上げ オンライン・パブリックビューイング

2号機「イザナミ」ミッションマーク

福岡市のQPS研究所、米国での衛星2号機打ち上げをオンラインでパブリックビューイング実施へ

古事記において、『イザナギ』と『イザナミ』は日本を作った神様とされていて、QPS研究所の衛星が「日本発」の衛星であることや同社の名前(institute for Q-Shu Pioneers of Space)の一部である「九州(Q-shu)」の高千穂が天孫降臨の地であることより名付けられました。

同社が創り出す衛星ならびに世界は、この2機の衛星から始まるという意味も込められています。ロゴはこの衛星が九州発であること、そして人々の生活を支える土台となるインフラを目指すことを表しています。今回打上げられる「イザナミ」のミッションマークには、すでに宇宙で活躍している1号機の「イザナギ」、また街がさらに発展している様子が描かれています。

QPS研究所 公式サイト

この情報は2021年1月21日(木)の内容です。最新の情報は公式サイトなどから確認をお願いします。

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