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JR博多駅の博多口前広場「着衣の横たわる母と子」

JR博多駅の博多口前広場に、やわらかな曲線のブロンズ像があります。

これは、英国の現代彫刻家、ヘンリー・ムーアの「着衣の横たわる母と子」という作品です。福岡市制100周年を記念するものとして、市民と企業の募金、それに市の事業費など約3億円をかけて1988年に設置されました。

ヘンリー・ムーアは20世紀のイギリスを代表する高名な芸術家・彫刻家でした。炭鉱夫の息子としてヨークシャーのキャッスルフォードで生まれ、大理石やブロンズを使った大きな抽象彫刻で知られています。

「着衣の横たわる母と子」は、横たわった母の懐に幼子が穏やかに抱かれており、駅から街に向かう人たちをやわらかく出迎える雰囲気を持っています。

現在の駅ビル(JR博多シティ)建設の際、工事の関係で一旦別の場所に(保管のため)移動しましたが、その後、またこの広場に戻り、現在に至ります。

縦約1.4メートル、横約2.6メートル、高さ約1.4メートル。
福岡市博多区博多駅中央街(博多駅博多口駅前広場)

▶ 福岡市公式シティガイドよかなび

この情報は2020年7月19日(日)の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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