NHK福岡ドラマ「となりのマサラ」 2020年2月28日(金)総合テレビ(九州沖縄地方)午後7時30分~
今回の舞台は、福岡市南区。日本でも有数のネパール人コミュニティのある町です。そこに暮らすネパールの人々は、様々な事情を抱えながらも異国で助け合いながら逞しく生きている、私たち日本人の隣人です。
決して豊かとはいえない彼らの暮らしは、それでも日本人の若者たちに比べてとても温かく、熱いとさえ言っていいでしょう。
そんな彼らと、心に根本的な孤独を抱えた日本人の 若者が交流し、やがて今回のドラマの大きなテーマである「共生」の意識が芽生えていく・・・。
これまで制作してきた福岡発地域ドラマでは初の在日外国人との向き合いを描いたドラマです。併せて昨今福岡で大きなブームとなっている「カレー」を隠し味に 「スパイシーな」人間ドラマを展開していきます。
2019年11月20日(水)、NHK福岡放送局で、クランクインを目前に、出演者などが意気込みを語りました。
佐藤寛太さん
福岡での思い出などを披露したうえで、「在日外国人との共生は身近な話として育ってきた。日本に来る人や日本人のそれぞれの思いを深く掘り下げながら演じ、見た人が共生について考えるきっかけとなるようなドラマにしたい」と話しました。
野間口徹さん
「台本を読んだときに、いま、福岡はこんなに国際化しているんだと驚いた。いろんな国から福岡に来る外国人と日本人とをつなぐ橋渡しの役を悩みながらも全力で演じたい」と話していました。
<出演者>
佐藤寛太さん
1996年6月16日生まれ 福岡県福岡市出身。劇団 EXILE のメンバー。
大原梓さん
2000年1月31日生まれ 福岡県糸島市出身の19歳。今年の 4 月にグラ ビアデビューした期待の新人。
野間口徹さん
1973年10月11日生まれ 福岡県北九州市出身。1999年、“真顔コント”で人気を博すコントユニット『親族代表』を結成。
梶芽衣子さん
1947年3月24日生まれ 東京都出身。女優・歌手。1970 年代に人気劇画 原作の映画『女囚さそり』シリーズでブレイク。
光石研さん
1961年9月26日生まれ 福岡県北九州市出身。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「ひよっこ」などに出演。
作/北阪昌人
作家・脚本家。大阪生まれ。学習院大学ドイツ文学科卒。 日本放送作家協会会員・日本脚本家連盟会員。 『水の行方』で、平成9年度創作ラジオドラマ大賞にて大賞受賞。 『プラットホーム』(東北放送)で第44回ギャラクシー賞選奨、 第62回文化庁芸術祭優秀賞受賞ほか多数受賞。
▶ NHK福岡ドラマ「となりのマサラ」
この情報は2019年11月21日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。