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【開催中止】九州国立博物館で「古代エジプト展」

九州国立博物館で「古代エジプト展」開催決定

特別展「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」福岡展 開催中止のお知らせ

2020年4月25日(土)より6月21日(日)まで九州国立博物館で開催を予定しておりました特別展「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」について、開催にむけて最大限の努力を続けて参りました。

しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大によるさまざまな影響を勘案し、現時点での開催は困難という結論に至り、苦渋の決断ではございますが中止することを決定いたしました。

福岡展を心待ちにして下さっていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解たまわりますようお願いいたします。また、本展の開催にあたりご尽力、ご協力いただきました関係の皆様にもお詫び申し上げます。


フジテレビジョン社では、2020年4月、福岡を皮切りに全国8会場において、オランダのライデン国立古代博物館所蔵の古代エジプト・コレクションから、人のミイラ5体、動物のミイラ8体、10数点の棺などを含む、約250点で構成された「古代エジプト展」が開催されます。

県内は、九州国立博物館にて、2020年4月25日(土)から6月21日(日)までの期間開催されます。

同展では、ヨーロッパにおける古代エジプトへの関心の高まりがどのようにして現地での調査へ連なっていったかを示し、発見された遺物から古代エジプト人の生活や社会、死生観といったさまざまな文明の側面を紹介。

さらに、最新の科学技術を通して、医学的な知識やミイラ作りの過程、色やかたちに対する人びとの美意識といった、これまでに知られていなかった面を解き明かす、従来のエジプト展とは一線を画した、新たな展覧会となります。

みどころ

① 同展出品ミイラのCTスキャンの研究成果を世界初公開

九州国立博物館で「古代エジプト展」開催決定
2019年7月11日にアムステルダム・メディカル・センターで行なわれたミイラのCTスキャンの様子

ライデン国立古代博物館には、多くの人間や動物のミイラが所蔵されています。

今回、同展に出品されるミイラの中から、人間のミイラ3体と、動物のミイラ1体を選び、同展のために最新のCTスキャン技術で調査を実施。その成果が世界初公開されます。

② 圧巻の立体展示。12点(5セット10点の棺、覆い2点)の棺が一挙集合

九州国立博物館で「古代エジプト展」開催決定
(参考)ライデン国立古代博物館の常設展示の様子

近年、新装となったライデン国立古代博物館の常設展示をイメージし、12点の棺を特別に立てた状態で立体的に展示する予定です。

一挙に棺が並ぶ幻想的かつ圧巻の空間が演出され、観客を当時の人々の死生観へと誘います。※セットの棺においては、身と蓋をそれぞれ1点と数えます。

③ ヨーロッパ5大エジプト・コレクションのひとつ、ライデン国立古代博物館から約250点が来日

九州国立博物館で「古代エジプト展」開催決定
(左)「アメンヘテプの棺」第3中間期 長さ185cm、幅50cm、高さ61cm/(中央)「ホルの外棺」 後期王朝時代 長さ202cm、幅70cm、高さ70cm/(右)「男性のミイラ」第3中間期 長さ160cm、幅38cm、高さ26cm

17世紀前半に、ライデン大学が所蔵していた遺物を基盤としたライデン国立古代博物館のエジプト・コレクションは、現在約2万5千点にのぼります。

同展では、同館の古代エジプト・コレクションの中からミイラや棺のほか、ヨーロッパの調査団などによる遺跡のスケッチや写真、11の時代につき代表的なスタイルの石碑やさまざまな副葬品の数々など、約250点が展示されます。

ライデン国立古代博物館について

九州国立博物館で「古代エジプト展」開催決定
ライデン国立古代博物館

オランダ最古の大学都市ライデンの中心部にあるライデン国立古代博物館は、オランダ王国の初代国王ウィレム1世によって1818年に設立された、世界で最も古い国立博物館の一つです。

古代エジプト、ギリシャ、ローマなど総数約20万点(2018年末現在)のコレクションを有し、中でもエジプト・コレクションは約2万5千点にのぼり、ヨーロッパでは大英博物館、ルーヴル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて5大エジプト・コレクションに数えられる世界有数の量と質を誇ります。

また、同館は今日にいたるまで60年以上にわたり、エジプトでの発掘調査を行なっていることでも良く知られています。

1960年代にアスワン・ハイ・ダムが建設された際、オランダはユネスコとともに周辺地域の考古学調査の支援を行いました。

その活動を通してエジプト政府との良好な関係が生まれ、遺物の一部を持ち帰ることが許されたほか、ダムの底に沈む運命にあったタフェー神殿はオランダに贈られ、現在ライデン国立古代博物館の一階ロビーに移築されています。

以後、博物館はカイロの北西に位置するアブー・ロアシュ村付近などで発掘調査を行い、また1970年代からはカイロの南に位置するサッカラでの発掘調査を現在にいたるまで実施し、ツタンカーメン王の側近であったマヤの墓の調査など、世界をリードする研究も多数進められています。

「古代エジプト展」についての詳細は、以下の公式サイトにて、順次情報が公開されます。

ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 公式サイト

この情報は2020年2月25日(火)時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。

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