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超進化した「第三のもつ鍋」が旨すぎた!「秘密のケンミンSHOW 」でも絶賛の「もつ幸」に行かない人生なんて考えられない

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福岡グルメといえば「明太子」や「一口餃子」「とんこつラーメン」などが思い浮かびますが、「もつ鍋」も人気ですよね。いまや福岡のみならず、東京や大阪など全国各地で美味しいもつ鍋を食べられますが、福岡に行かなくては食べられない唯一無二の味があります。それが「もつ幸(もつこう)」のもつ鍋。オーソドックスな醤油や味噌味ではなく、鶏がらスープで、具材は酢醤油につけて食べるもつ鍋です。福岡グルメの定番「水炊き」とのハイブリッドのような鍋です。正真正銘、福岡でしか食べられない味なので、観光や出張で訪れた際にもオススメですよ。

こんにちは、福岡県でライターをやっている篠原修司です。かれこれ福岡には長いこと住んでいます。仕事柄、よく講演などで福岡に来られた方を美味しいお店に案内することが多いです。

福岡県の美味しい食べ物といえばとんこつラーメンや水炊き、魚介類が有名ですが、そのなかでも外せないひとつがもつ鍋です。

もちろんどのお店に行っても美味しいもつ鍋が味わえることは間違いありませんが(福岡はハズレの店とかそういう概念のないところだから)、せっかく福岡県に来るのであれば、地元民でも知らない人がいる第三の味『もつ幸(もつこう)』に行くのはいかがでしょうか?

鍋セットのお取り寄せや東京出店などの予定もないため、正真正銘、福岡でしか食べられないもつ鍋なんです。

歓楽街「中洲川端」からすぐ!

もつ幸は呉服町駅から徒歩3分の場所にあるもつ鍋屋さんです。呉服町駅は福岡市地下鉄箱崎線のため、博多駅からだと中洲川端駅で乗り換えが必要です。

乗り換えがあって少しアクセスが手間に感じられるかもしれませんが、じつは同空港線の中洲川端駅からでも徒歩7分と中心街から近い場所にあります。

また、近隣の立体駐車場と提携しているため、車で行きやすく、さらに座敷もあるためお子様連れでもOKなんです。

※2017年3月現在は店舗の建て替え工事により、徒歩で30秒ほど離れた別店舗で営業中です。記事末尾の住所参照。

 

「酢醤油」で食べる第三のもつ鍋

そんなもつ幸の特徴は、何といっても「酢醤油」で食べるもつ鍋です。

もつ鍋といえば「醤油」か「味噌」で味付けされたスープと一緒に食べるのが普通ですが、もつ幸では鶏ガラスープで煮たもつと野菜を、自家製酢醤油につけて食べるスタイルなんです。

自家製酢醤油。柚子胡椒つき

1978年に創業されてから現在まで、約40年間愛され続けているこの味は、福岡の名物である「水炊き」ともつ鍋を合わせたかのような味といえます。 ちなみに唐辛子が入っていないため、辛いものが苦手な人でも食べられます。もちろん辛いのが好きな人用に各種調味料も揃えられていますよ。

なぜ今までもつ鍋に「餃子の皮」を入れなかったのだろう

今回の取材ではもつ鍋(1人前が税込1,000円)を2人前注文しました。もつや野菜の上に乗っているのは餃子の皮です。この皮を落し蓋のようにして、いい感じに煮えるまでしばらく待ちます。

煮えたらもつと野菜を取り皿に入れて……
食べます!

このもつ鍋を初めて食べた福岡県民はビックリすると思います。

もつ鍋が、軽いんです……!

普通、もつ鍋はお腹に「どかん!」とくる味です。けれど、このもつ鍋はつけダレである酢醤油の酸味が口の中に広がり、もつの脂の旨味はそのままに、サッパリと食べられるんです。

そこに柚子胡椒をつけると、旨味+酸味+辛味+ゆずの香りの4重奏でもうたまりません。

しかも、食べ続けていくと酢醤油が鶏ガラスープで割られてどんどんまろやかになるという嬉しさも。

もちろん酢醤油を足せばまた酸味が復活するため、食べるにつれどんどん味が変わり、味が変わるから飽きずに食べ続けられるという悪魔のループに。

そんな味の変わるもつ鍋に、餃子の皮がワンタンのような食感を追加してきます。

プルプルのもつ、シャキシャキのニラ、そこにトゥルットゥルの餃子の皮。味だけではなく食感も変えてくるなんて、もうこれを知ったら自宅でもつ鍋を作るときも餃子の皮を入れざるを得ない……本当にそう思いました。

 

餃子を入れるともつ鍋が超進化する

また、もつ幸ではもつ鍋以外に「一口餃子」も人気メニューです。

餃子は毎日手作り

取材では仕込みの時間にお邪魔したため焼き餃子は食べられませんでしたが、代わりにおひとり様限定メニューの「トーフ・水ギョーザセット」(350円)を注文しました。このセットを入れると、鍋が進化します。餃子にはにんにくが入っているため、これまで軽めだった鍋にズシンとしたパンチが加わります。

プルップルのつやつや……

そこに豆腐です。鶏ガラスープ+豆腐+酢醤油、って鶏の水炊きかな?
もつ鍋を食べていたら水炊きまで出てきてしまった、といっても過言ではありません。

もつ鍋でお腹が少し膨れてきたところにまた別の鍋が登場する。もつ幸のもつ鍋は味のイリュージョンなのです…!

 

締めのちゃんぽん麺までちょっと違う

ここまででも「普通のもつ鍋」とはかなり異なるのですが、ここからさらに鍋の締めとなるちゃんぽん麺がトドメを刺しにきます。

もつ鍋の締めにちゃんぽん麺を入れるのは一般的ですね。

しかし、もつ幸ではここにザザーッとたっぷりのゴマが投入されるのです。

しかも、このあとちゃんぽん麺は鶏ガラスープを全部吸うまで煮られます。

そうです、もつと野菜の旨みのスープを吸った最強のちゃんぽん麺が完成します。そして、それをまろやかになった酢醤油のつけダレにつけて食べるわけです。

脳がトロける締めの麺

口に入れた瞬間からゴマの香り!!!

鶏ガラスープの旨味と、酢醤油の酸味と、もちもちの麺と、トロリとした食感。もつ鍋の締めのちゃんぽん麺のはずですが、もはやこれだけでもお店を出せるのでは?と思うほど美味しいです。そのくらい「完成された麺料理」になっています。

もつ鍋を食べにきて、もつ鍋以上に満足させてくれる。もつ幸はそんなもつ鍋屋さんです。

福岡で美味しいもつ鍋を食べたいなら、ぜひ足を運んでみてください!観光で来た人も、地元の人もきっと満足できるはずです。

予約は平日の中日がオススメ

なお、予約については平日の中日がオススメだそうです。日曜日定休のお店ですが、旅行客が多いため土曜日、月曜日はなかなか取りづらいとのこと。ただし、開店の17時からであれば予約なしでも比較的案内しやすいとも。

確実に予約をとりたい場合は、最低でも3週間前くらいには電話を入れておきましょう!

 

紹介したお店

もつ幸

※2017年3月現在は店舗の建て替え工事により、徒歩で30秒ほど離れた別店舗で営業中です。

メニュー

<一時移転先>
2017年3月現在:
福岡県福岡市博多区綱場町6-17

※掲載されたお店や情報は取材時点のものであり変更されている可能性もあります。

著者プロフィール

篠原修司 1983年生まれ。福岡県在住。フリーライターとして九州各地を取材しながらその土地の美味しいものを食べるのが趣味。『Yahooニュース!個人』や『ASCII.jp』などで連載中。

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